2010/12/09(木)11:19
石川県へ吹管分析の実験を出前!
石川県の桜丘高校へかがくじっけんの出前をしてきました。
三沢空港から羽田空港に飛んで、羽田から小松空港へ。
朝一番に出発してもついたのは午後の4時過ぎ。
早速、呼んでくださった先生方の熱い歓迎会を受けて宿泊先へ。
次の日は石川県内の科学部の生徒達が続々到着。総勢80人
私の簡単なプロフィールの紹介もそこそこに早速吹管分析実験の開始。
この吹管分析というのは、簡単な金属製のパイプをアルコールランプの
炎の中に向かって吹いて高温を作り、鉱物の中の金属を取り出すというモノです。
始まると同時にいっせいに教室は静寂の世界へ。
次々に成功して金属が取り出されました。
取り出された金属は金属であるかどうかの確認をします。
まずは金属光沢があるかどうか。
次にたたいてのびるかという展延性の確認。
そして電気が流れるかどうか。
この3つをクリヤーすれば金属として同定されたことになります。
鉛を取り出すだけでは満足できず銅の取り出しにも挑戦する人が現れました。
そしてなんとすぐに成功してしまいました。
銅の取り出しはなかなか難しいのですがさすが科学部!
私も驚いてしまいました。
参加者から頂いた感想のほぼ全員が<とてもたのしかった>でした。
非常に満足した科学講座でした。担当してくださった鹿野先生をはじめ
四ヶ浦先生、そのほかたくさんの先生方にお世話になりました。