Minichamps アストンマーティン V12 ヴァンキッシュ (007 Die Another Day)
今回はボンドカーです。007ダイ・アナザーデイよりアストンマーティン V12 ヴァンキッシュです。ヴァンキッシュはアストンマーティンのフラッグシップV12GTカーで、ダイ・アナザーデイに登場したのは初代モデルです。ダイ・アナザーデイのボンドカーと、敵が乗るジャガーは両方ともガジェット満載で、車好きとしてはとても見応えのある映画でした。このMinichampsのモデルはボンネットからライフルが出ている状態を再現しています。劇中ではフロントグリルの裏からミサイルやマシンガンが出てきたり、車体が透明になるカモフラージュ機能、タイヤからスパイクが出るなど、おそらく歴代のボンドカーの中でも抜群でガジェット満載の一台でした。映画ではQはこの車を紹介するときに"Vanish"と紹介していますが、これは車のモデル名である"Vanquish"と車が透明になる機能を持っていることから「消える」と言う意味の"Vanish"をかけた名称ですね。氷上のジャガーXKRコンバーチブルとのチェイスではこれらのガジェットが惜しみなく活用されていましたね。ちなみに劇中で実際に使用されたスタントカーは7台存在していると言われていますが、そのうち4台は4輪駆動に改造されていたそうです。理由は単純で氷上のカーチェイスを撮影するため。また、エンジンもV12ではなく、フォード製のV8に置き換えられていました。これも満載のガジェットを搭載するにはV12エンジンではエンジンルームにスペースが足りなかったからだそうです。サイドにはアストンマーティン伝統のエアダクトがついています。ロングノーズ、ショートデックのGTカーデザインの王道をいくデザインです。アストンマーティンは多くの美しい車を作ってきましたがこのヴァンキッシュもとても流麗なデザインです。イアンカラムによるデザインで、この後のアストンマーティンのデザインの流れを定義した車とも言えます。Minichampsはうまくこの車のプロポーションや特徴を捉えています。フロントです。マシンガンが正面を向いていますね。 普段はこのマシンガンはボンネットのダクトに格納されています。 初代ヴァンキッシュは口元に大きなフォグランプがついているのもポイントですね。ヘッドライトの再現は特に美しく仕上がっています。塗装もメタリックグレーが輝いています。リアも今のアストンマーティンモデルに通ずるデザインです。エキゾーストも4本ではなく、2本になっている点など、落ち着いたデザインが魅力ですね。マシンガンは近くで見るとこんな感じです。下のメッシュも再現されています。このヴァンキッシュは全体的に静かな怒りを感じる車で、アストンマーティンの真髄とも言えるような車かもしれません。個人的には数あるボンドカーの中でも少なくともトップ3に入る車だと思います。