今回の新札はアイロン掛けちゃだめなのだそうですね。
お札にアイロン掛ける方って いらっしゃるでしょうか ?
私が小さい頃は、習い事のお月謝ってまだ銀行引き落としではなくって、
お月謝袋で先生に直接手渡ししていたので、
その中身には母はいつもピン札を用意していた。
うっかりピン札がなく取替えに行く暇もない時には、
一番きれいそうなお札を選んでアイロンを掛けていた。
私もそういうものだと思ってそうしてきた。
今のところ、まだ新札出初めで、
お金を下ろしてもピン札で出てくることが多いからいいけれど、
そのうち困る気がする ...。
今はどこも引き落とし制や振込み制にしているし、
現金の時にも受付に出したりすることがほとんどでしょうから
そんな慣習もないのでしょうか ?
以前は私も月謝袋で月謝をいただいていたことがあった。
ばったりお買い物でお会いした生徒さんに
「 そうそう、今月分まだだったわ。」 と
お財布からクチャクチャのお札を出された時には思わず、
「 お月謝袋ある時にいただきます。 」 と断ってしまった。
ネギ買うのとおんなじ ?
中断してしまっていますが、茶道では、
扇子を開いて、それにお月謝袋を乗せてお渡しするのが慣習でした。
お祝いや結婚式に包むのは必ずピン札、というのは常識だと思うけれど、
喪の時に包むのは、
ピン札だといかにも用意して待っていたみたいだから、ピン札はいけなく、
かといってヨレヨレもなんだから、ちょこっと端を折って入れる、
というような慣習は、きわめて日本的な精神世界だな、って思う。
受け取って中身を確かめるのも受付の方がすることが多いので、
バカらしいと言ってしまえばそれまでだけれど。
老舗では、おつりは必ずピン札、というところもありますよね。
心意気 ?
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