カテゴリ:映画
昨日、NHKで宮崎駿の特集をしていた。
今、公開中の『崖の上のポニョ』が出来るまでのドキュメント・・・。 映画館では一度も見た事がないのだけど、宮崎駿の映画は夢がいっぱいあって とても好き。 大人になっても、夢のある映画を見ていると心が和むんだよね。 今回の「崖の上のポニョ」もCGをいっさい使っていない。 昔からのやり方で、イラストレーターさんたちが一生懸命手書きで作り上げていた。 普段、優しいイメージの宮崎駿は仕事になると、険しい顔になって、絵が気に入らなければ しっかり、注意する。いや、私には怒っているように見えたけど。 けど、監督の仕事って本当に大変なんだと思った。 ストーリーを考えるのも、絵コンテを描く時も、妥協を全くしないし 一つ、一つ、真剣だった。 いつも出て来る。お母さん的存在のキャラクター・・・ 今回はトキさん。 自分のお母さんと照らし合わせていたなんて、初めて知った。 そして、お母さんへの思いも強く心に伝わってきた。 挿入歌、トキさんたちの歌なのかな・・・ あの歌を聴いて涙した監督の心情が凄く伝わって 私ももらい泣きをしてしまった。 というか、あの歌がとても心を打つ。 年をとって、いつお向かいに来てもおかしくない・・・。そんなお年よりの心情を 綴ったような歌詞だった。とても切ない。 余談だけど、いつもやる事がなく、ゴロゴロしていて 毎日同じことの繰り返しをしている私。。。 炊事、洗濯、掃除・・・これをやりこなしてしまえば、ボーっとしている。 私自信、何をしているんだろう? こんな事して、年を取っていくのだろうか・・・。 と不安さえ覚える。 子供が大きくなって、親から手が離れ、その淋しさからワンコを飼ったのに そのワンコも暇そう・・・・ 短い一生をこんなつまらない思いをさせていいの?と いつも思っている。 それでも、何となく、一日が終わってしまっている。 そんな自分が、凄く 情けなく、チッポケに思える。 監督のしている事・・・。 みんなに喜んでもらいたい。 その気持ちだけで あんなに素晴らしい仕事をしている。 大変だと思う。映画を作っていくうえで、壁にもぶち当たっている。 何もしないで、ここまで上り詰めたわけじゃない。 苦労した時代もあったんだ。 映画が完成した時の監督の笑顔って最高だった。 一つ、一つ、妥協せず 一人のキャラクターの存在も大切に、作り上げた 映画だけに、本当に素晴らしいと思う。 宮崎駿の映画で何が好き? と聞かれると答えられない。 どれも、ステキ。どれも夢がある。 胸が高鳴る。感動する。涙もする。 時には恋もする。 ワクワクするのは、「千と千尋の神隠し 宮崎駿監督作品!不思議な町に迷い込んだ少女の成長を描く冒険ファンタジー!【アニメ特別セール】●千と千尋の神隠し●」だったかな(笑) あれ、音楽もワクワクするんだよね(笑) 音楽の効果も凄いんだよね。 現代から、違う世界に入ってしまった・・・そんなストーリーが結構好きだったりする。 「メトロに乗って」とか・・・あの世界が好き。 あればいいな・・・って思ってしまう。 多分・・・今の退屈な生活だから、そう思ってしまうのかもしれない。 けど・・平凡が一番難しいくて、幸せなんだよ。 とも思う。人間って無いものねだりなんだね。 宮崎駿の世界・・・。 出来れば・・・もっと見続けたい世界。 今の子供たちに、そして、心をなくしてしまった人たちに・・・ 夢をもたらせてほしい。 【CD】崖の上のポニョ~宮崎駿コレクション /オルゴール お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月06日 14時38分08秒
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