2009/02/25(水)23:17
あわや2泊・・・・・
さて、21日(土)も北海道は猛吹雪が続いてました。
電話すると札幌も強風が吹き荒れているとのこと。
朝、7時頃ネットでフライト情報を見ると、すでに新千歳空港は欠航の文字が並んでいる。
キャンセル待ちをしようと思ったけれど、これじゃーなあと、ノンビリと行くことに。
東京が晴天であるのに北海道・東北が別世界なのが不思議な感じ。
JRで上野駅が目に留まり、上野公園は大学受験で東京に来た時、
試験が終わってホッとして歩いて以来、行ったこと無いと思い、
上野公園をしばし散策。
上野東照宮。
上野動物園。
昼頃に、羽田空港に着き、キャンセル待ちを。
すでに番号は500番台。今は種別が分かれているから実際は7百人くらい?
しかし、千歳に向かった飛行機が、降りることができずに連続して羽田に戻ってきた。
キャンセル呼び出しを待つために、次々とゲートを移動して歩く。
どの便も、1時間、2時間と遅延状態。
挙げ句は、欠航のアナウンス。
その度に、数百人が変更のために手続カウンターへ殺到して行く。
ついには「この後の便も欠航の予定です。」とアナウンス。
また1泊か・・・・と不安がよぎり始める。
しかし予約便が20時半なので可能性が残っているという思いと、
その便が羽田に引き返したら、もう日付が替わっているという思いが交錯。
戻って来た人も、欠航になった人も、変更では明日の便になっているでしょう。
この時点で2泊を余儀なくされた人も多いはず。
運が向くしかないと待つ。
キャンセル待ち番号が早くても戻ってきていたんだと。
すると16時過ぎ頃から、飛行機が飛びそうな雰囲気になってくる。
ただし、すべて「引き返し条件付き運行」
キャンセル待ちの受付も再開。
17時30分発の便で、やっとキャンセル番号が回ってきた。
この便は引き返すかも、予約している20時半の便なら着陸できるだろうという気持ちが湧くが、
17時30分に賭けてみる。
乗ってしまえば、あと運まかせ。
結果的には、雪が止み、着陸できたのでした。
着地した瞬間、拍手が起こったのは、みんな同じ気持ちだったのでしょう。
機内アナウンスも「ご心配をお掛けいたしましたが、無事到着いたしました。」
しかし、札幌に戻って見た景色は、まさに猛吹雪の跡の姿でした。
羽田も千歳も2泊を強いられた人は数多だったでしょう。