|
カテゴリ:Movie/DVD
ジェット・リー主演映画『HERO』見てきました。率直な感想、まあ、良い映画だったんだけど、なんか間延びしたアクション多過ぎだったかな。。秦の始皇帝と趙からの刺客(ジェット・リー)の問答を中心に進むスローなテンポで流れるストーリーなんだけど、その中間に散りばめられた回想(もしくは憶測)での戦闘シーンが「またですかい。。」と疲れるほど多い。
そのアクションでは、さすが中国武術を極めた役者が勢揃い。見せてくれます。しかし、無意味に近いワイヤーアクションとマトリクスばりのCGの特殊効果のおかげで、せっかくの生のアクションが台無しになってしまったような。。Crouching Tigerといい、どうして歴史モノのカンフーアクションは、いかにも釣られるように空を駆けなければいけないのだろうか。。 話の内容は非常に面白いんだけど、アクションが多過ぎてストーリー性が影を潜めてしまっているように感じられたのが残念。展開としては、始皇帝に接近するために数々の「芝居」を演じ、その「芝居」にも裏の裏があり、そしてその真実が見えたとき、暗殺や勝敗を超えた答えに辿りつくという、その知恵の深さ。しかし一緒に見に行った友達はワイヤーアクションしか頭に残っていなかったようです。。。 個人的には、チャン・ツィイー(『Crouching Tiger, Hidden Dragon』、『Rush Hour 2』他)のアクションが見ていて心地良くて好きなのだが(特にCrouching...の飯店で多数の盗賊相手に闘うシーンは最高だった)、今回はあくまで脇役になってしまっていてちょっと残念。しかし毎度毎度彼女には必ず濡れ場がある気がしてならない。。たしかに美しい女優なんだけど、濡れ場よりもアクション見せてくれ。 というわけで、カンフー:ストーリー=9:1くらいなのを5:5くらいにして、カンフーからワイヤーとCGを引けば、最高に面白い映画になったことでしょう。一緒に見に行った友達3人はCマイナスくらいの評価を付けそうな勢いだったけど、僕的にはBくらいでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.13 02:36:00
コメント(0) | コメントを書く
[Movie/DVD] カテゴリの最新記事
|
|