日々のいろいろ

2021/01/21(木)18:41

同い年のいとこ

うちの子には同学年のいとこがいます。私の実姉の子でうちの子と同性です。幸い、新幹線距離で離れて生活しているので、普段比べることはなく平和に過ごしています。 私と姉の性格も、夫婦の子どもへの考え方(教育方針?)も子供の性格も体格も好きなものの特性も共通点はあまりありません。 あえて言えば、私と姉の育った環境が似ているぐらい??小さなときは同じように習い事もさせてもらって、同じように塾に通わせてもらっていたけれど、続いたものと続かなかったものは全然違う。 そして中学受験で姉は地域最難関校へ行き、私はその学校にご縁がなくて地域難関校へ。 その後の学校生活も進学先も今の仕事も全然違う方向なので、なんというか共通点なし。 2人の子供が同学年同性だったのは偶然だけれど、やっぱり子供は面白いぐらいに違う。 お盆やお正月など子どもたちは一緒に遊んだりするのですが、まあ、興味があるものが違いすぎてなかなか面白い。一緒の空間にはいるけれど一緒には遊ばない。そんな感じです。 もともと地域が違うと学校の様子も全然違うし、長期休みの宿題とかも全然方針が違う。なので、大きくなるにつれてお互いの学校や習い事の様子はあまり話さないようになりました。比べても仕方がないです。うちの子は3年生か4年生から毎日6時間とか、長期休みも2日ずつぐらい短いとか普通の公立の小学校なのに学校の拘束時間がこっちのほうが長いし宿題も多いし。あまり学校の話をするとうちの子が向こうの学校をうらやましがります。学校以外にやりたいことがいっぱいあったし、学校のボトムアップ作戦はあまりいい風に思っていませんから。 うちの子が3年生の冬から受験を視野に入れて塾に通いだしたことも話はするけれど、あえて詳しくは話さないし、向こうも興味はなさそうでした。まあ、そちらはがんばっているよねえ、ぐらい。 そのいとこの存在があるので、私からは実父母、子供にとっての祖父母にもうちの子の成績の様子は隠してはいませんが、あまり大げさには話していませんでした。 本当は実父母ぐらいにはうちの子、すごいよくできるんだよ、よく頑張っているんだよ、と大げさに言いたいんですけどね。そこは日本人。空気を読んで大人になってぐっと我慢です。 うちの子にもそういう味方が私たち夫婦以外に、もう少しいたらいいのにな、と思うこともありました。 まあ、ないものは欲しがっても仕方がないのでスけどね。 そんなこんなで、我が子とは別路線だと思っていたいとこですが、いつの間にかうちの子の目指すところよりもよっぽど狭き門のところを目指すことになっていたのです。 中学受験したい、と突然言い出したそうです。我が家がそれを知ったのが去年の春ごろ。目標ができて塾に通いだしたのが5年生の冬休みだそうで、塾に慣れだしたころにコロナでオンライン授業になり・・・と苦労があったようです。 うちの子の目指すところもどちらかというと普通の中学受験とは違う路線ではありました。試験はふつうの4科ではありますがちょっと特殊な問題傾向だし、時期も12月だし。レベルについては体感的には全統小の全国大会レベル。うちの子は全国大会はあとちょっとというところまでは何度かいけたけどー、程度なので、かなりのチャレンジレベル。 いとこの目指す学校はすっごい倍率が高いところらしいです。有名人がいるのでその人のおかげで有名になって、その人の影響で行きたくなったとか。なので、同じような考えの子が多いのか、年々倍率は高くなり、今年もかなりの倍率だったようです。っていうか、うちの子の難しさとは全然別の類の難しさ。面接やグループワークがあるのかな。よくわかりませんが、どんな子がそこへ受かるかお話を聞いてみたいわあ、というレベルの学校。 おたがいチャレンジレベル、というのは同じだったのですが、向こうのほうが少し遅めに参戦しているし、同じように3年準備したとしても向こうのほうが断然ムずカしいチャレンジだったと思います。 我が家は過去問10年の手ごたえとして、大敗3回、あとちょっと4回、ボーダー上2回、快勝1回 合不合判定80%→75%→30%→60%→80%→35% こんな感じ。 ほんと、なんとか滑り込めたらいいなあ、というチャレンジ校でしたのでドッキドキでしたし、子供の前ではそんな感じは出さないようにしていましたが駄目だった時の作戦ばかり考えていました。 が、運がよかったのか、実力がついてきていたのか、晴れて合格をいただきました。 これは隠しても仕方がないので家族LINEで思いっきりやったーと報告。 1か月後にいとこの結果が出たのですが、姉からの家族LINEでも個人LLNEでなく母からの個人LINEでひっそり、ダメだったって。。。と これはあまり考えていなかった。もちろん、2人ともが笑顔で終えられることを願っていたのですが、うちの子がダメでいとこがよかったときに素直にお祝いできるかなー、と心の準備をしていたのですが、その逆バージョンは全然考えていなかったです。 よく考えたらうちの子よりもずっとずっと高い倍率にチャレンジしていたので、そういうこともありえたのですけど、なぜか、そこはあまり考えが及ばず。。。 これはどうしようもないのですが、同性の同学年のいとこ同士ですから、ビミョーなところではあります。目指すところはずいぶん違ったのでまだましなのかな。 とりあえず、先に結果が出てやったーと報告できたし、おめでとうと言ってもらっています。 順番が逆だったらのんきにやったーって報告しにくかったよね。姉からの直接の連絡はありません。もともとあんまり塾や学校の話はしませんでしたしね。 世の中には同性ふたごちゃんもいっぱいいますし、同学年いとこが同じ学校とかそんな話もたくさんあるでしょう。うちの子たちはそこまで親密でなし、同じものを目指して競っているわけでもなかったので、まだよい方なのではないかと思います。どちらかが白星と黒星という点では差がついてしまいましたが、今回以外ところでみると逆のこともたくさんあるし、比べたってしょうがない。です。 でも、やっぱり気にしてしまいます。親だからか、実の兄弟だからか。。。 子供本人はどう思っているのかな。。。 今回、身近では初めて聞いた残念報告でした。頑張ってきた子には残念なお知らせはきついですね。部外者の大人でもきつい。12歳の子どもだとなおさらです。でも、いとこには前を向いて元気に進んでいってほしいです。それを願っています。 これからのいろいろの結果、いい知らせばかりだといいなあ。。。 そういえば、うちの子といとこの共通点あった。 2人が奪い合って読む本​ 完全版 こども歴史新聞(日本の歴史 旧石器時代〜現代) どこから読んでも役に立つ [ 小林隆 ]​ にほんブログ村 にほんブログ村

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る