Hallstatt【ハルシュタット】リベンジの旅
週末1泊で、6月に一度訪れたオーストリア湖水地方ザルツカンマーグートに行って来ました。世界で一番美しいといわれている湖岸の町【ハルシュタット】をどうしても見ておきたかったから。前回、あいにくの大雨で【ハルシュタット】へ続く道は通行止めで、いつかリベンジを誓って泣く泣く諦めました。8月の寒さにリベンジはもう諦めていましたが、9月に入ってから信じられないくらいの暑さが続いています。これはチャンスと宿もとらずにともかく行ってみよう!と土曜日の朝にいきなり出かけました。 9月というのにお天気のせいか、世界の観光地ハルシュタットは多くの観光客で賑わっていました。宿がとれるか一瞬不安がよぎりましたが、通りがかりに見つけた窓の花が美しい、築500年のB&Bの最後の一部屋をゲットできました。私たちのお部屋はゴージャスではないけど、窓からのハルシュタット湖の眺めがすばらしいお部屋でした。おまけに2人+犬で一泊65ユーロと激安、そして飼い犬を3ヶ月前に亡くしたというマダムはモグにもとてもよくしてくれました。ハルシュタットに宿をとったのは、この風景が見たかったから・・朝日が湖岸の山の間から顔を出し、やがて鏡のような静まりかえった湖面と周りの町並に息吹を与える瞬間。 そして昼前には【ザンクト・ヴォルフガング】というもう一つの湖岸の町に移動して、シャフベルク登山鉄道で【シャフベルク(1,783m)】という周りの湖群が360度見渡せる山の頂上をめざしました。そこはまさに『世界の車窓から』の石丸謙二郎のナレーションが聞こえてきそうな世界でした。鉄道とは行ってもかなり急な勾配で、ケーブルカー並の角度でゴトゴト・・ポッポー・・と片道40分かけて登ります。いろんな場所、乗り物にかなり慣れてきたモグもさすがにこの振動と角度(伏せをしていると体が滑っていく状況)にかなり居心地が悪かったようです。