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投資家モーちゃん日記【株の適正値】

■株で損をするメカニズム

今日は「株で損をするメカニズム」について考えてみたいと思います。


■あたり前の話ですが、株で損をする原因は大きく分けて二つあります。

(a)高値で買ってしまう
(b)安値で売ってしまう
両方を実践している人は最悪です。

■では何故多くの投資家はこのような馬鹿なことをしてしまうのでしょうか。
損をする人の株売買の動機から見ていきましょう。

【株を買う動機】
(1)株が上がり続けており、まだまだ上がりそうな気がした。
(2)安いと言われたので買った。(実は高かった)
(3)値動きがよいので、一攫千金を狙った。
(4)証券会社など他人に勧められた。
(5)新聞・雑誌などで推奨していた。
(6)チャートなどで買いシグナルがでた。

【株を売る動機】
(1)株価が下がり続けるので、怖くなってきた。
(2)信用取引で評価損が大きくなり、追証がかかってきた。
(3)自動的な損切りルールに従った。

ほかにも色々あると思いますが、この様な動機で売買している人は、「企業価値」というものが殆んど眼中にありません。
或いは、高値か安値かを判別する方法が分かっていないともいえます。

■ただ、株というのは高値で買ってしまっても、直ぐに損をするという訳ではありません。
何故なら、もっともっと高い値段で買う人が沢山いるからです。
初心者でも上昇相場なら数年間に亘って儲け続ける場合があります。
こうなると、投資家は自分の能力を過大評価するようになり、投資資金をどんどん増やしていくことになります。

■ここまでは特に問題はないのですが、実際に投資家が大損を被るのはこの後です。
「1年以上の長期にわたる下落相場」に突入してしまった時です。
知らない内に巻き込まれ、気がついたら大きな含み損をかかえていたりします。
下落相場も一直線に下げてくれれば、早めの撤退も可能ですが、途中で反転したりすると、「また大きく値上がりするのではないか」とか「底を打ったのではないか」といった希望的観測という厄介なのが頭をもたげてくるので、始末に負えません。
投資家は決断できないままズルズルとアリ地獄に引き込まれていくのです。
途中でナンピン買いをしようものなら、傷口が広がるだけという事にもなり兼ねません。

■株の世界というのは実はこのような怖いところでもあるのです。
そんな中、投資家というのは一度成功した投資法はそのままず~と続ける傾向があります。
相場のトレンドや位置などによって投資法を変えるというような器用なまねはなかなか出来ません。
また、一度儲けて美味しい思いをすると、それ以降余程ひどい目にあわない限り、投資を止めてしまうこともありません。

■つまり、投資家は何年かに1度はやってくるこの「恐ろしい長期の下落相場」にほぼ間違いなく行き当たる運命にあるという事です。
上昇相場で有頂天になっていた個人投資家が、これまで増やしてきた投資資金の大部分を失い、悲惨な目にあうのはこの下落相場突入以降になります。
下落相場の始まりは、先のバブル時のように極端に相場が過熱した場合はある程度の予測が可能ですが、通常はまず予測出来ないでしょう。
台風の予報の様な訳にはいきません。
また、突然の暴落があったとしても、これを下落相場の前兆と決め付ける訳にもいきません。
ただ一つ断言できるのは「下落相場は、株が高くなり過ぎた場合に(いずれ)始まる」ということです。
これだけは間違いないでしょう。

■よって株式投資で成功し続けるためには、この様な、「恐ろしい下落相場」に巻き込まれても「損をしない」或いは「損を最小限に食い止められる」ような安全な投資法を日頃から実践しておくことだと言えます。

具体的には、
(a)常に企業価値(適正値)近辺かそれ以下の値段で買う。
(b)株価が過熱して割高になれば売る。
(c)買える株がなくなれば、安くなるまで待つ。
ということです。

割安株も相場全体が下がれば「連れ安」しますが、時間が経てば回復してくるので安心できます。
企業価値が毎年確実に高まっていく会社(成長企業)を買っておくと更に安心できると思います。


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