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投資家モーちゃん日記【株の適正値】

太陽電池業界(1)

友達光電、太陽電池に参入(10.5.28日経)
台湾の液晶パネル大手、友達光電(AUO)は27日、米太陽電池大手のサンパワーがマレーシアに建設中の太陽電池工場に50%(3.5憶ドル)出資すると発表、太陽電池市場に本格参入する。
同工場は今年10~12月期に稼働する予定で、年産140万kwの能力を持つ。


太陽電池関連企業の収益現状(10.5.7日経)
09年の太陽電池国内市場は政府の補助政策が追い風となり、前年比2.1倍に急拡大している。
一方、欧州市場では単価が09年に4割近く下落している。

(シャープ)
・09年度の営業利益は33億円の黒字。(08年度は161億円の赤字)
・2010年1-3月期の営業利益は25億円、利益率は4%程度。
(京セラ)
・09年度100億円以上の営業利益を稼いだ。
(米ファーストソーラー)
・主力の欧州市場で単価が4割近く下落するなかで利益率3割を確保している。
・2010年1-3月期の純利益は1.72憶ドル(約162億円)
・ファーストソーラーの太陽電池を使い昨年ドイツで建設した出力5万kw超の太陽光発電所のコストは1kwあたり36万円。
・ファーストソーラーは、自社の太陽電池の製造原価を1kwあたり10万円強としている。
・同社は主原料に割安だが毒性の懸念が指摘されるカドミウムを使っている。
・主力拠点を欧米からマレーシアに移して生産コストを引き下げ、企業規模を一気に拡大した。
(独Qセルズ)
・スペインなどで補助政策が見直された影響もあり、収益は大幅に低下。
・ドイツ国内の一部工場を閉鎖し、マレーシアに主力生産拠点を移す。


太陽電池関連ビジネスの現状(10.3.20日経)
・08年後半の金融危機以降、一部の国の補助策見直しもあり、太陽光発電パネルの価格が世界で下落している。
需要の8割を占める欧州市場では09年に4割ほど単価が下がったもうよう。
中国など新興国では、割安なコストで生産するメーカーが相次ぎ立ち上がっている。

・パネル製造装置など関連機器も余剰感が強まり、09年は世界のパネル製造能力の4割弱しか稼動しなかったとみられている。
市場が再び拡大に転じても、装置の余剰感は根強く単価の上値も重い。
そんな中、日清紡HDは太陽光発電パネル製造装置の生産工場建設計画(10年度以降に2工場新設)を凍結する。

太陽光発電パネルはいかに安く、多くの電気をつくれるかがほぼ唯一の商品性
コストの大幅な引き下げが関連市場での生き残りには不可欠になってきている。


太陽電池、アジア勢日本進出加速(10.3.12日経)
≪現代重工(韓国)≫5月上旬メドに住宅用発電システムを発売するため、流通網の整備に着手。日本での販売目標は2010年に3万kw程度。
≪トリナソーラー(中国)≫2月に日本法人を設立。年内に販売開始すべく販路開拓中。12年に生産量の8%を日本市場で販売する計画。
≪カナディアンソーラー(カナダ)≫中国に持つ工場で生産する同社は昨年末に日本国内での営業を開始。大手卸会社などを通じ、10年は2万kwの販売を目指す。
≪モーテック(台湾)&ジンテック(台湾)≫日本で製品を販売、モーテックは年内に日本法人を立ち上げる見込み。
≪サンテックパワー(中国)≫昨年日本市場に参入した同社の日本法人は「シェア5%を確保した」と話す。

※国内市場規模は08年の23万kwから09年に48万kwとなった。
※輸入品のシェアは09年7~12月に14%まで上昇。
※販売価格については、09年度初めは国内メーカー品が1kw当たり70万円弱で得られるケースが多かったが、最近家電量販店などでは60万円前後となっている場合が多い。
海外品は1kw50万円台以下の価格帯の場合が多い。


三菱化学、「有機薄膜太陽電池」12年度に実用化(10.3.2日経)
三菱化学は「有機薄膜太陽電池」を2012年度にも初めて実用化し、15年度には太陽電池関連で500億円の売上高を目指す。

・製造コストは現在主流の太陽電池に比べ10分の1程度。
・シリコンを使わず、炭素など安価な材料を使う。
・折り曲げができ、衣服や自動車の車体に張ることも出来る。
・光を電気に変える変換効率は7.4%。10年度中に薄膜シリコン型と同水準の10%を目指す。


東芝、住宅用太陽光発電装置市場に参入(10.2.19日経)
東芝は4月から、住宅用の太陽光発電装置の市場に参入する。
米サンパワー社製の発電効率の高い太陽光パネルを輸入し、東芝ブランドで販売する。
15年に売り上げ500億~600億円、国内シェア20%を目指す。

サンパワーがパネルを生産するフィリピンから輸入し、オムロンからOEM供給を受ける周辺機器を組み合わせて販売する。
発電効率は21.5%と世界最高水準だ。
工事費込みの販売価格は1kw60万円台になる見通し。
建材店やハウスメーカー、電器店などを通じて、初年度に1万軒程度の設置を目指す。

東芝は昨年から業務用太陽光発電システムの販売を始めており、電力会社から3ヵ所の大規模太陽光発電所の設置を受注した。


車部品大手エクセディ、太陽光発電の設置事業に参入(10.1.20日経)
自動車用クラッチ大手のエクセディは太陽光発電システムの設置事業に参入する。
新会社を設立し20日から受注活動を始める。
工場や学校など公共機関の屋根・外壁への設置を中心に、5年後に売上高10億~20億円を目指す。


世界の太陽光発電の累計発電能力(10.1.20日経)
富士経済は19日、世界の設置済み太陽光発電の発電能力(累計容量)が2020年に、09年比で10.5倍に拡大するとの調査結果を発表した。


輸入太陽電池、国内出荷量の12% (10.1.20)


来月から新制度、余剰電力買取り(09.10.28日経)
買取対象は、自宅などで太陽光でつくった電力のうち使わずに余った分。
11月1日からの電力買取価格は1kw時48円で、これまで電力会社が自主的に買い取ってきた料金の2倍。
これを10年間買取続ける。
普及が進み設置費が安くなれば、導入時期に応じて買取価格が下がる。
電力会社は1~12月の買取費用を翌年度の電力料金に転嫁する。
10年度の電力料金への上乗せは一般家庭の月額で1円程度になりそうで大きな影響はないが、11年度には約30円の上乗せになる。最大100円になる見通しだ。

直嶋経産相は同制度について、太陽光や風力などすべての再生可能エネルギーを対象にした上で、全量を買い取る仕組みを検討するためのプロジェクトチームを設置すると表明。
来年3月までに制度案をまとめる。
制度が実現すれば、家庭の負担額は現行制度に比べ「少なくとも2倍以上になる」(経産省)との見方もある。

既に全量買取制度を導入していたドイツとスペインは金融危機による景気後退を受け、買取価格の引き下げなど補助を縮小した。


欧州、助成縮小で需要失速(09.8.25日経)
Qセルズの4-6月期決算は、売上高が約191億円と3四半期連続の減収。最終損益は約412億円の赤字と前四半期に続いての大幅赤字となり、2600人の従業員のうち約500人を削減することになった。。
そこまで悪くはないが、ノルウェーのRECや中国のサンテックパワーも失速気味。
昨秋からの経済危機に直面しても、生産調整を棚上げしてシェア拡大に走り、一気に反動が出たためだ。
ドイツやスペインが家庭からの電力の買い取り単価を下げ始めたことも、不振の一因。
各国の財政事情もさることながら、補助金目当てで次々に企業が参入した。
コスト削減努力など二の次の経営をすることへの批判も強まっていたという。

欧州の太陽電池バブルは崩壊気味でも、世界に波及しているわけではない。
米国の需要好調を背景に、米ファーストソーラーは増収を続け、4-6月期も174億円の利益を確保した。
米国の調査会社アイサプライは世界市場全体では「今年の製造分のうち売れるのは半分。在庫整理に12年までかかりそうだ」と分析している。


太陽光発電買取価格(09.6.6日経)
経産省は家庭などが太陽光パネルで発電した余剰電力を、現在の2倍の価格で電力会社に買い取らせる新制度を年内に始める方針を固めた。
電力会社の費用増加分は電気の利用者が負担する仕組み。
標準的な世帯で電力料金が月数十円上乗せされる見通しだ。
経産省は新築時に太陽光パネルを設置する費用は補助金なども組み合わせて10年程度でコストが回収できると試算している。
ただ、太陽光パネルを設置できない集合住宅の居住者や、金銭的に設置する余裕のない家庭などの不満も予想される。


太陽電池,欧州市場変調(09.4.8日経)
太陽電池関連企業の業績が変調を来している。
世界需要の7割を占める欧州(スペインなど)で政策変更(補助金縮小など)の影響から市場の伸びが鈍っているためだ。
今後は日米の市場が拡大しそうだが、09年の世界市場規模は横ばいかマイナスと、いったん減速が見込まれる。

(フェローテック=単結晶シリコン製造装置)11、12月は受注ゼロ。
(アルバック=薄膜電池製造装置)09年6月期の受注額が前期比横ばいの300億円と期初想定の半分に。
(独Qセルズ)08年10-12月期、営業利益が前年同月比半減。
(中国サンテックパワー)10-12月期、05年の米国上場以来初の赤字転落。
(中国の電池メーカー)600社のうち300社が倒産したといわれている。

(エヌ・ピー・シー=パネル化装置)今8月期の業績見通しを上方修正した。「数は減ったが1案件の金額は大きくなった」と同社。受注残高は減少傾向。
(米ファーストソーラー)10-12月期の営業利益が倍増。


太陽電池の生産量(09.3.18日経)

2007年3733メガワット。
※現在の国内市場規模は1兆円、雇用は1万2千人程度。

(国別シェア)
日本: 24.6%
中国: 22.0%
ドイツ: 19.8%
米国: 10.2%
台湾: 9.9%
その他: 13.5%

(企業別生産量)
(1)Qセルズ(独)     389メガワット
(2)シャープ        363
(3)サンテックパワー(中国)327
(4)京セラ         207
(5)ファーストソーラー   207


中国サンテック、日本進出(09.2.19日経)
世界シェア3位のサンテックパワーは中国で生産した家庭用太陽光発電装置を輸入し日本で販売する。
販売するのは発電効率が高い単結晶シリコン型。
25日から施行をする工務店、リフォーム会社、電気店などを対象に販売代理店を募り、年内をメドに100社程度の国内販売網を構築、本格的な販売に乗り出す。


三菱電機(09.2.19日経)
18日、多結晶シリコン型で変換効率が世界最高となる太陽電池を開発したと発表。
赤外線を有効活用し、従来より変換効率を0.3ポイント向上させ、18.9%にまで引き上げた。
2010年度以降の商品化を目指す。


発電量30%アップの両面太陽電池(09.2.14日経新聞)
三洋電機は通常タイプと同等コストで変換効率が3割程度向上する両面太陽電池を3月に国内とメキシコで、9月にハンガリーで生産する計画。
結晶型と薄膜型を組み合わせた「HIT太陽電池」のパネル背面をガラスにした両面タイプ。
既存の組み立てラインをそのまま使える。
これまでは公共施設の透明屋根やバス停の雨よけなどに試験的に設置してきた。


太陽電池、韓国台湾勢が台頭(08年9月15日付日経新聞)
需要拡大が続く太陽電池市場で台湾、韓国のパネルメーカーが台頭してきた。

台湾ではジンテックなど主要6社の08年末の年産能力は182万kwと07年末の2倍強に達し、日本の合計を上回る勢いだ。
能力拡大の動きは今後さらに加速する見通しで、ジンテックは10月に新工場建設に着手、10年末の年産能力を150万kwと08年末の2.3倍に拡大する。
新規参入も広がっており、ネクスパワーは10年末をメドに年産能力を20万kwにする。
液晶パネル大手の奇美電子グループも09年に本格参入する。

一方、出遅れていた韓国でも、大手がこぞって事業強化や新規参入に乗り出した。
現代重工は5月に年産能力3万kwの工場を稼動させた。09年末までに能力を33万kwに増強。
LG電子は独コナジーと合弁会社を設立、ドイツで生産予定。
サムスン電子は数年内の量産開始を検討する。

半導体メモリーや液晶パネルでは、先行する日本を韓国台湾勢が、オーナー経営ならではのトップダウンで巨額投資を素早く決断し、短期間で逆転し市場を席巻した。
太陽電池も同じ道をたどる可能性がある。

(コメント)
太陽電池は、技術面では日本が優位なのは明らかですが、途上国にはアルバックや米アプライドマテリアルなどパネル製造装置メーカーを通じて技術流出が起こります。

今後、日本のパネルメーカーが火力発電などと対抗できる価格レベルの製造技術を開発した際には、「シャープの液晶パネル」の様に、日本の製造装置メーカーにすら技術が洩れないような仕組みを作れるかどうかがポイントです。

さもないと、半導体などの二の舞で、台湾、韓国メーカーなどと激しく競合する薄利多売の事業になってしまう恐れがあります。


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