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投資家モーちゃん日記

繊維

炭素繊維、海外勢が攻勢(12.3.29日経)
東レや帝人など日本企業が7割を占める炭素繊維分野に、海外メーカーが安値攻勢を仕掛けている。これに対し、国内勢は低価格競争とは一線を画し、利益率の高い航空・宇宙向けなどに力を入れる。

ゴルフ用品などの輸出採算は悪化しており、素材の炭素繊維の調達価格引き下げが急務だ」。国内のスポーツ用品メーカーは口をそろえる。世界需要の3割を占めるスポーツ向けは欧州債務危機などの影響で伸びが鈍っている。販売不振にしびれを切らした台湾や韓国の炭素繊維メーカーが乱売合戦の火蓋を切った。1キロ当たり30ドルを下回る取引も出始め、海外品は1年前より1割安くなった。

風力発電向けも採算は厳しい。中国や欧米を中心に需要は好調だが、小規模設備向けでは価格競争が激化している。欧米メーカーは1キロ15ユーロ前後で販売する例もあり、損益分岐点とされる同20ユーロを下回る。風力発電向けで大手の独SGLグループは、11年の炭素繊維部門の営業損益が1690万ユーロの赤字だった。

東レの日覚社長は「40年かけて培った技術は新興勢力がやすやすとまねできるものではない」と強調。上級者向けスポーツ用品や航空機向けなど高付加価値品に軸足を置く戦略だ。

だが、新興勢力も技術力の獲得に躍起だ。昨年はトルコの化学大手アクサが米ダウ・ケミカルと炭素繊維の合弁で合意。サウジ基礎産業公社もイタリアの合繊メーカーのモンテフィーブレと提携し、同事業に参入する。コスト競争力のある新興国メーカーが研究開発力のある先進国メーカーと手を組めば、将来は日本勢の優位性が崩れる可能性もある。


東レ炭素繊維5割増産(12.3.9日経)
東レは炭素繊維の世界生産を5割増やす。2015年までに450億円を投じ日本、米国、韓国、フランスの工場で設備を新設する。航空機や自動車を軽量化するため金属部品から炭素繊維を使った複合材料への置き換えが進み、市場が大きく伸びる見通し。需要の9割が海外にあるため顧客の近くで生産しニーズに応じて素早く供給、日本発の先端材料を世界に売り込む。

能力増強により東レの炭素繊維の年産能力は現在の1万7900トンから15年3月には2万7100トンに増える。炭素繊維は用途の広がりに伴い需要が伸び、15年の世界需要は7万5000トンと11年の約2倍に膨らむ見通し。世界最大手の東レは4割のシェアを占め、三菱レイヨンや帝人を加えた3社では7割と日本勢が強い。


帝人の炭素繊維、2000億円事業目指す(11.12.10日経)
帝人は2020年をメドに自動車向け炭素繊維を年間売上高2000億円の事業に育てる方針を明らかにした。共同開発で合意した米GMのほか、国内外の自動車メーカーとも連携する。

炭素繊維を統括する亀井専務執行役員が「20年ごろには年100万台の自動車に搭載したい。売上高では1500~2000億円が目標」と明らかにした。炭素繊維を材料ではなく、フレーム部などを部品として納入する事業モデルを目指す。


東レの炭素繊維事業(11.8.22日経)
東レの11年3月期の炭素繊維複合材料事業の連結売上高は670億円で、同社全体の4%。営業損益は前の期の53億円の赤字から32億円の黒字に転換したが、安定した収益源とはいえない。そこで狙うのが自動車分野。レーシングカーや高級スポーツカーへの採用例はあるが、コストは鉄に比べると1桁高い。量産車に採用してもらうためコスト削減が急務となっている。

(炭素繊維の世界需要)
08年秋の金融危機で1割以上落ち込んだが、10年には持ち直し、約3万トンと15%増えた。今年以降は年率15~20%の成長が続くとの予測が多い。


炭素繊維(10.10.10日経)
炭素繊維の原価は鉄に比べて20倍以上、重量は鋼板の3分の1。
そんな中、東レは成型時に金型費用を半減できる新しい製造技術を確立した。
新技術では原価を鉄の5倍程度に抑えられる見通し。

(現在の用途別世界需要の割合)
(1)土木建築資材や圧力容器、風力発電の羽根など産業用  6割
(2)ゴルフクラブなどスポーツ用  2割強
(3)航空機用  2割弱
(4)自動車用  1%程度

(注)現在の年間需要は計3万トン

(自動車用炭素繊維の現状)
(1)これまでは、フレームなどの構造材やエンジンの駆動を伝えるシャフトに使われてきた。素材を大量に使うボディー向けはコストがネックとなり、「フェラーリ」など超高級車や一部の限定車にとどまっていた。
(2)東レは新製法で鋼板とのコスト差を大幅に縮め、高級車への採用を可能にした。
年内にトヨタの高級スポーツ車のボンネット及びルーフ用に、富士重工の普及型スポーツ車のルーフのオプションパーツとして、炭素繊維の供給を始める。

(09年の炭素繊維の世界販売量シェア、日経推定)
1位 東レ      34%
2位 三菱レイヨン  20%
3位 東邦テナックス 19%
4位 台湾プラスチック 7%
5位 米へクセル    5%
6位 米サイテック   4%
 

アジアの後発新興国からの衣料品輸出が急増(10.10.7日経夕刊)
バングラデシュやベトナムなどアジアの後発新興国からの衣料品輸出が急増している。
日米欧の衣料専門店や小売大手が人件費の上昇が続く中国に集中した生産体制を見直し、より賃金の低い後発新興国で生産を拡大しているためだ。

(バングラデシュ)8月の衣料品輸出は前年同月比で38%増え、14.36憶ドル。
(ベトナム)1~9月の衣料品など「繊維」の輸出額は前年同期比21%増の80.38憶ドル。
(カンボジア)1~6月の衣料品輸出は同12%増の12.5憶ドル。
(スリランカ)6月の「繊維・衣料品」輸出は前年同月比24%増の3.5憶ドル。
(中国)1~8月の衣料品輸出は前年同期比19%増の803億ドル。3割近く増えた06年の同期に比べて勢いが落ちている。

ジェトロの09年秋の日系企業対象の調査では、バングラデシュのダッカの一般工員の賃金は北京の7分の1、ベトナムのハノイは北京の約4分の1だった。

生産拠点分散はスペインのインディテックス、スウェーデンのH&Mなど欧米企業が先行している。
日本企業ではファーストリテイリングが12年にバングラデシュやベトナムなど中国以外での生産比率を(現状の2倍の)3分の1以上に引き上げる。
ヤマトインターナショナルは14年をメドに東南アジアでの生産比率を約4倍の30%に、青山商事は東南アジア製スーツの比率を5年程度で約30%から50%に高める計画だ。


自動車用炭素繊維(10.4.28日経)
東レと独ダイムラーは炭素繊維材料の共同開発契約を結んだ。
2012年を目標にベンツの上級車種「SLクラス」の1部車種の構造材に採用する。
炭素繊維は樹脂と組み合わせた複合材料の場合、重量で鉄の半分、アルミの7割程度、原価は鉄の20~30倍といわれている。
自動車向けではエンジンの動力をタイやに伝える車軸などで使われた実績がある。
東レは炭素繊維の世界シェアで34%を占める最大手だが、09年度の自動車用炭素繊維の売上高は70~80億円。


百貨店閉鎖でアパレル業界経営見直し(10.1.20日経)
百貨店の閉鎖が加速してきたことで、主要取引先のオンワード樫山や三陽商会などアパレルメーカーも経営の見直しを迫られる。
ネット通販や商業施設の開拓、価格を抑えたブランドの開発を急ぐ。

(ワールド)販売の軸足を商業施設に移し、一時は6割を占めていた百貨店売上比率を3割台に下げた。
(オンワード)7割超を百貨店に依存。価格を抑えた婦人服ブランドや路面店、本格的なネット通販サイトを相次いで立ち上げる。
(三陽商会)今月から「販路開発室」を設け、百貨店以外の店舗開拓を強化する。


肌着各社、アジア店舗増強(09.11.26日経)
ワコールは6月末時点で百貨店などに405店ある(中国の)店舗を2012年までに800店に増やす。
3000~5000円程度の商品の品揃えを強化する。
同価格帯の肌着を購入する消費者層が中国市場に2000万人程度いると分析している。
メキシコやロシアなどの新興国の販路拡大にも力を入れ、08年度に約700億円だった海外売上高を数年以内に1000億円に引き上げる。

グンゼは中国のほか、タイやベトナムなど東南アジアの百貨店や専門店内で新規出店を加速する。
下着のほかストッキングなどを販売する。
現在の店舗数は約220だが、成都や重慶など中国内陸部を中心に10年末までに350店以上に増やす。
アジアでの売上高を08年度18億円から10年度には7割増の30億円に増やす。

英ユーロモニターによると、07年の中国の肌着市場は150億ドルと02年の倍以上に拡大した。



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