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投資家モーちゃん日記【株の適正値】

産業用ロボット

ロボ中核部品 中国で攻防(18.8.16日経)
世界の産業用ロボット販売の3割を占め、最大市場となった中国。ロボット本体のメーカーがしのぎを削る裏で、アームの関節部分に組み込む小型の精密減速機の覇権争いが始まった。かつては日本の中堅企業の独壇場だったが、中国企業が台頭。さらに日本電産も積極投資に乗り出した。日中企業の三つどもえの戦いを制するのはどこになるのか。

ロボメーカー同士の争いの裏で激しさを増しているのがロボットの付加価値を決める精密減速機の争いだ。減速機はモーターの回転をトルクに換える装置。主にアームの関節部分に組み込むなどして作業の精度やスピード、耐久性にいたるまで、その性能を左右する。

ロボット本体は過当競争に陥り、大量生産による低価格化で勝負が決まる、いわゆる「コモディティー化」が進むとの指摘もある。一方、他社にまねのできない技術力で付加価値が高まっていくのがロボットのコントローラーや精密減速機、モーターといった中核部品の分野だ。

特に小型の精密減速機の分野は日本のハーモニック・ドライブ・システムズが長年トップを走り、2000年代までは供給を一手に担ってきた。

ところが、足元で状況は変わりつつある。ロボットの最大市場となった中国の環境変化が引き金となった。

中国では経済成長による人件費の高騰や若者の製造業離れもあり人手不足が深刻化している。そこに政府が15年に発表した製造業の高度化政策「中国製造2025」の追い風が吹いた。重点十大産業にロボット産業の発展推進を明記。ロボット導入で補助金が得られるために企業はこぞってロボットを導入し、需要が爆発した。

中国ではロボット産業育成の政策が着実に実行されている。減速機の分野では中国のリーダードライブ社が台頭し、中国のロボットメーカー向けに販売を広げている。ハーモニックによると、中国ロボメーカー向けの小型減速機の市場シェアはハーモニックが4割、リーダードライブは2割を握ると推定する。

ただ、減速機に目を付けたのは中国勢だけではない。今や世界一の産業用モーターメーカーの地位を築いた日本電産も減速機への積極投資に乗り出した。日本電産子会社の「日本電産シンポ」を通じ、22年度までにM&Aや設備投資に2000億円を投じると表明した。

日本電産は20年度に売上高を2兆円にする計画を掲げ、自動車や家電だけでなく、ロボット分野で関連部品の事業を拡大する方針。減速機でも果敢な投資で世界シェア5割を目標に据えた。

トップのハーモニックも黙ってはいない。新工場の建設などで20年度までに減速機の月産能力を30万台弱と現在の約3倍に引き上げる。生産能力の拡大とともに、品質の高さとサービス力で差をつけ、「中国の中でも品質にこだわるロボットメーカーに成長していきたい」と余所長は話す。


安川電機、産業用ロボを海外生産(11.12.6日経)
安川電機は5日、自動車の溶接作業などに使う産業用ロボットについて、アジア地域での生産に着手する方針を明らかにした。時期は明確にしていないが、2012年度3月期中にも具体的な生産地域や数量を決める。日本の産業用ロボット大手が海外生産に乗り出すのは初めて。為替変動や自然災害による生産停止などのリスクを回避するのが狙い。

産業用ロボットは同社やファナックなどの日本勢が世界的に強いが、1ドル70円台の円高下でスイスのABBや独KUKAロボターなど欧州勢との競争では不利になってきている。


ファナック、産業用ロボ7割増産(10.6.9日経)
ファナックは自動車工場などで使う産業用ロボットを増産する。
月1500台体制から、今秋めどに同2500台体制と過去最高水準に引き上げる。
中国、インドなど新興国の工場で、自動化を通じて生産効率を日本並みに高める動きが相次いでいるのに対応する。
増産するのは自動車の溶接や塗装、食品などの搬送に使う産業用ロボット。
山梨県の本社で生産している。

新興国では人件費の上昇も見込まれており、自動化で生産効率を高める狙いもあるようだ。


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