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投資家モーちゃん日記

新素材

炭化ケイ素(SiC)繊維(17.1.11日経)
次世代航空機のエンジン基幹部品に日本発の新素材が採用される。軽量で高い耐熱性を持つ炭化ケイ素(SiC)繊維で、米GEが最新エンジンに導入。SiC繊維を製造できるのは現時点では、世界で宇部興産と日本カーボンの2社だけだ。

GEはSiC繊維を用いたセラミック複合材部品を最新エンジン「GE9X」に採用。ボーイングの次期大型機「777X」に搭載される。既に300機分を受注した。

GEはエンジンに取り込んだ空気を燃焼させ、高圧ガスで航空機を推進させるタービンのブレードなど4部品を、従来のニッケル合金からSiC素材に変更する。先端素材の採用や設計見直しで、GE9Xの燃費を従来比で10%改善する。

宇部興産は25年までに宇部工場内にSiC繊維の工場棟を新設する。現在は試験プラントだけだが、数十億円を投じて生産能力を20倍の年200トンに引き上げ、年50億円の売り上げを目指す。IHIが複合材部品に加工する。

日本カーボンは富山市にあるSiC繊維工場の年産能力を10トンと10倍に引き上げたばかりだが、GEが19年までに稼働させる米国の工場にも資本参加する。同工場の年産能力は100トン以上とみられ、共同で増産する。複合材部品への加工はGEが受け持つ。

現在、エンジンの主力材料のニッケル合金はSiC素材より耐熱性に劣り、空気冷却する必要がある。SiC素材は空気を推進力として有効活用しやすい。コストは割高だが量産効果を引き出し、置き換えを狙う。


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