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投資家モーちゃん日記

国内景気

アイリスオーヤマ 大山社長に聞く(13.4.29日経)
ペット用品や家電、日用雑貨などの製造卸を手がけ、ホームセンターやスーパー、ドラッグストアなど幅広い販路を持つアイリスオーヤマの大山健太郎社長に聞いた。

(円安の国内景気への影響について))
景気の回復にはもう少し時間がかかるだろう。年間輸入額は70兆円に及び、仕入れコストが上がる内需企業の業績が厳しいからだ。

現時点で、輸出産業も製造原価が下がったわけではなく、売り上げも増えていない。もちろん、今の為替水準が定着すれば、長期的にはプラスだ。国内の設備投資が活発になり、所得が底上げされれば本格的に反転する。

(足元の消費について))
株高で仙台でも高級ブランドの販売は上向いている。しかし日常的な消費になると、電気代やガソリン代などの上昇も見込まれ、活発になる期待は薄い。当社製品も単価は変わらず、販売個数が減っているのが実情。ホームセンターや総合スーパーでの園芸品や収納品の販売は前年割れが続いている。

例えばガーデニングとペット用品は相関関係にある。ペット用品が増えれば、ガーデニングが減り、ガーデニングが好調だとペットは落ちる。最近の販売データを見るとペットが落ちつつあり、余暇消費に対する財布のひもは一つだと感じる。消費税が上がればさらに厳しくなる

(価格について))
今は在庫もあるのでメーカーや卸は小売りへの値上げ要請には至っていない。だが円安に伴う仕入れコストの上昇で乱売競争は沈静化している。浸透するかどうかは分からないが、日用品メーカーなどは大型連休以降に値上げを要請する動きは出てくるだろう。大手小売りが扱う低価格のプライベートブランド品も変わってくる。ドル建てで中国などから調達するケースが多いためで、今後は収益確保へ価格水準を上げるのではないか。

(コストアップへの対応について))
正直、コストダウンは限界ぎりぎりだ。中国での生産も人件費上昇や円安で採算が合わない。このため国内工場の稼働率を上げ、投資もする。中国工場は同国向けの市場開拓で稼働率を高めたい。販売面では(付加価値の高い)新製品の比率を上げるしかない。安いだけでは売れない。便利で値ごろ感が販売増へのキーワードになる。

(消費回復へ政府への注文)
まず法人税率の引き下げ。それから政治的に反対も多いが、最低賃金を上げ、国内全体の所得の底上げが不可欠とみている。



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