1292049 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

投資家モーちゃん日記

先進国の技術流出

中国、供与技術基に攻勢 先進国勢悩ます(14.7.24日経)
鉄道、原発、航空機といった大型工業製品の分野でも中国が世界で存在感を高めている。もともとは欧米や日本など先進国から技術導入したものを「国産化」した商品だ。価格が他国の競合他社より3割以上も安い場合もあるといわれる。先進国勢にとっては供与した技術が強力な競争相手となって返ってくる。皮肉な「ブーメラン効果」に悩まされることが増えそうだ。

(鉄道)中国北車がブラジルのリオ向けに都市交通車両10編成受注。中国南車はマケドニアのスコピエの都市交通向けに高速車両6編成受注。
(原発)中国広核集団がルーマニアのチェルナボダ原発3・4号炉の建設参加。
(航空機)中国商用飛機がコンゴから小型旅客機「ARJ21」を3機受注。


台湾鴻海精密工業の金型技術(12.12.31日経)
中国江蘇省南通市にある台湾鴻海精密工業の全寮制金型学校。「ミクロン単位の精度が鴻海の命だ」。中国各地から選抜された若者が半年間にわたって専門家から指導をみっちり受ける。山西省にも金型学校を運営しており、両校で毎年6000人が卒業し、各工場に派遣される。

約30カ所の工場の大半に金型工場を併設。金型部門だけでトヨタの10倍以上の3万人の従業員を抱えるという。1万台以上の工作機械で金型を製造し、「スマートフォンならば設計図を受取ってから10日で大量生産できる」(幹部)。

「金型が物づくりの基本」。鴻海創業者郭氏の持論だ。金型が日本企業の競争力の源泉とみた郭氏は日本から金型技術の専門家を招き、日本で学んだ中国人技術者を採用。職人芸を吸収し、台湾から中国へと技能を伝えていった。郭氏に共鳴したのが米アップル創業者の故スティーブ・ジョブズ氏だった。


横浜ゴム、中国メーカーに技術供与(12.12.17日経)
横浜ゴムは鉱山・建設車両向けの大型タイヤ事業に本格参入する。中国のタイヤメーカー山東興達輪胎に技術供与し、同社が2013年1月から年1万本をメドに生産を始め、一定量を引き取り「横浜タイヤ」ブランドで販売する。

大型・超大型タイヤは、販売価格が1本数百万円と高額で安定的な収益を見込めるが、タイヤの金型製造や輸送に特殊技術や多額の投資が必要となり、参入障壁が高かった。世界ではブリジストンと仏ミシュランの2社が合わせて9割近いシェアを持っている。


東京エレクトロン、液晶パネル製造装置を中国に生産移管(12.12.13日経)
東京エレクトロンは2013年度に中国の工場で液晶パネル製造装置の生産を始める。テレビ向け大型パネルの回路工程に使う製造装置を順次移管する。テレビ向けの大型パネルの価格低下で同装置の価格が下落しており、生産移管でコスト競争力を高める。

移管するのはパネル内の回路を形成する「エッチング」の装置。同社はこの分野で世界市場の6割を占める。現在、全量を山梨県の子会社で生産しているが、最先端の一部製品を除き、数年内にほぼ全量を、補修部品を生産する江蘇省の工場に移す。

製造装置の生産には部品の組み立てなどで多くの人手が必要になる。中国の人件費は上昇しているが、日本での生産に比べ、コストを2~3割減らせるとみている。これまでは技術流出を防ぐため国内生産を貫いてきた


先端分野、引き抜き活発(12.4.26日経)
日本企業の製造技術やノウハウなど営業秘密のアジア企業への漏洩について、最近は先端技術にまで広がっている」と経産省知的財産政策室の石塚室長は言う。

携帯電子機器の主要部品である積層セラミックコンデンサーと呼ぶ超小型コイル。かつては村田製作所やTDKなど国内勢の独壇場だったが、2000年代に入ってから韓国や台湾、中国が台頭した。特に韓国勢の進歩がめざましく、00年代後半には技術面で国内勢にひけをとらなくなった。背景には国内大手の現役技術者の大量引き抜きなどがあったとされる。

先端技術の詰まった材料分野でも引き抜きが始まっている。ある電池材料メーカーの技術者は「韓国の電池メーカーの担当者に3倍くらいの年収を提示され、転職を促された」と語る。

大手外資系ヘッドハンティング会社の幹部は「レンズなどの光学系、複合機、プロジェクターなどの分野の依頼が増えている」と最近の傾向を明かす。


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.