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投資家モーちゃん日記【株の適正値】

2013.02.04
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カテゴリ:思った事
しばらくぶりに投資に関する本を読んでみました。ハワード・マークス著「投資で一番大切な20の教え」という本です。

例によって、自分で赤線をひいた部分を要約した上で、コメントも添えて書き出してみました。


(人々の行動)
●人は、周りが楽にカネ儲けしている様子を傍観したり、他人が自分より儲けているのを見ると、じっとしてはいられなくなる。「嫉妬」と「強欲」が頭をもたげ、特にバブル期には予想リターンが低くリスクの高い投資が行われる。

(コメント)「他人が自分より儲けているのを見ると、じっとしてはいられなくなる」というのはいくら投資歴が長くてもなかなか避けがたいことです。今の日本株の上げ方を見ているとこれにピッタリと当てはまりそうです。

ただ、ここで焦って今注目を浴びている銘柄に乗り換えようなどと考えるのは、長い目で見ればあまり感心できることとは言えません。割安値で買っている限り、遅かれ早かれ株価が上がる順番はまわってくる筈です。

投資においては「競争心」は無用の長物です。

また、私の経験では、自分が描いたスト-リーに沿って株が上がり出したケースは半分もありません。株というのは何が幸いして上がり出すか分からないということを認識すべきだと思います。下がるときも同様です。


(投資家の心構え)
●相場が良い時期には平均的なパフォーマンスで十分である。上げ相場では誰もが利益をあげる。しかし、市場に勝つことが必須の時期もある、それは相場が悪い時期だ。

好ましい結果が生じた時に最大限のリターンを確保することよりも、悪い結果が生じた場合に確実に生き残れるようにすることが重要である。すばらしい投資成績は時として達成可能だが、たまに起こした失敗で台無しになるかも知れない。

すぐれた投資家とは、低いリスクをとってほどほどのリターンをあげたり、ほどほどのリスクをとって高いリターンをあげたりする者だ。

(コメント)運用成績というのはスポーツ競技や学校の成績などといった相対的なものとは違うんです。他人と比べても意味のないことです。要は、たとえ少ない額であっても自分が儲かっているかどうかということが問題なんです。しかも、継続的に儲けることが重要です。

世の中には株に投資をしていない人が沢山います。比べるならそういう人達と比べるのがよいかも知れません。


●リスクの高いポートフォリオを組んでいる投資家は、価格が下振れした場合に信念を見失ったり、底値で売却する恐れがある。その後の相場回復の波に乗る機会を自ら潰す可能性がある。これは投資における最も大きな過ちであり、景気のサイクルに沿った投資家行動の中で最もいただけないものだ。

ファンダメンタルズが優良とは言えない資産も、十分に安い価格で買えば、大きな利益を生む可能性がある。本質的価値を大幅に下回る価格で資産を買えば、高リターンと低リスクは両立しうる。同様に、高すぎる価格で買うことは、低リターン、高リスクを意味する。

(コメント)つい去年の秋頃にPBRが1倍を大きく割り込んだ倒産の危険性のない割安銘柄に投資した人はたいしたものです。大きな自信に繋がったと思います。今まだ、割安株は沢山あるようですが、今後割安感が無いレベルに到達したら、さっさと逃げるべきでしょう。

●悪い結果が生じた場合に命取りとなる水準まで、リスクとレバレッジを高めてはならない。最近の金融危機における投資家の破綻のほとんどは、想定外のことが生じたためにもたらされたのだ。

(コメント)この本の著者は「集中投資」もリスクが高いものと考えているようです。たしかに1~2銘柄への集中投資はリスクが大きいかも知れませんが、しっかり調べた上で数銘柄程度に集中投資するのはむしろおすすめしたいぐらいです。大きく利食いすることで自信がつきますし、一度に大金を利食いする時の醍醐味は忘れられません。

一方、レバレッジについては株価が割安な時のみ有効とも言っていますが、私はどんなに割安であっても、世の中いつ何が起こるかわからないので、避けた方がいいと考えています。


●相場というものは急転直下する可能性がある。慎重にリスクをコントロールする者は、自分が未来について知らないということをわきまえている。マクロ情勢の先行きはわからないと認識する。投資家は、個別の業界や企業、証券などの「知り得ること」について知識を深め、強みとするために時間を費やしたほうがよい。

(コメント)そうです。日本は特に地震などの天災や中国との政治的リスクなどを抱えており、国の財政リスクもあります。日本株への投資家の多くが外国人なので、これらのリスクがもし現実のものとなれば、過剰反応して、いつまた投げ売りが始まるかわかりません。もしそのような事態になっても動じないようなポートフォリオを組んでおく必要があると思います。


(景気のサイクル)
ほとんどの物事にはサイクルがある。景気がわずかに変動しただけで、利用可能な信用の規模は大幅に変動し、資産価格や、原因となった景気そのものに多大な影響を及ぼす。消費者が経済要因や外生的な事象、地政学的あるいは自然発生的な要因に対して感情的に反応し、支出を増やしたり減らしたりすることから、景気は拡大と後退を繰り返す。企業は景気拡大期にバラ色の未来を思い描き、設備や在庫を極端に増やす。やがて景況が軟化すると、この過剰な設備や在庫が重くのしかかる。資本の提供者は好況期に融資姿勢を大幅に緩め、低利の融資を過度に拡大する。そして、景気に暗雲が漂いはじめると、融資姿勢を急激に厳格化する。投資家は好調時の企業を過大評価し、状況が悪化すると過小評価する。

(コメント)先日近所の本屋で立ち読みしていたんですが、「米国の経済指標」に関してある米国人(?)が書いた本を見つけました。タイトルなどは忘れましたが、米国の代表的な経済指標として、第一番目に米国の自動車販売台数が挙げられていたんです。

「自動車販売台数の推移」で米国経済の状況をウォッチしたいと1月14日のブログで書きましたが、これで益々自信がわいてきました。



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最終更新日  2013.02.04 17:06:55
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