2007/02/10(土)19:56
ピロリ除菌の結果は?
先日の再検査の結果を聞きに内科へ。
結果は、全く効果無し。減ってもいないらしい。
使った処方の日本での実績は、成功率70%なので、
失敗は珍しい事ではない。
要するに、
抗生物質に耐性を持つ、強力なピロリ菌に感染していたわけである。
処方する前に、内視鏡で菌を採取しているのだから、
耐性があるかどうかチェックすればいいと思うのだが、
日本の医療制度が、医療事業者本位に出来ている表象なのだろう。
困ったものである。
因果なもので、帰り道、胸焼けがして来た。
家につく頃には、久々のゲップの連発。
「病は気から」とは、よく言ったものである。
ところで、
2005年度ノーベル医学生理学賞を受賞(ロビン・ウォーレンとの共同受賞)した、
バリー・マーシャルが2006年に語ったところによれば、
・ピロリ菌の感染径路、十分には解明されていない。
・飲料水説があるが、飲料水における大量のピロリ菌の存在は未立証。
・ピロリ菌感染者には、症状無しも含めて個人差が大きい。
・日本では、子供のピロリ菌感染率は3%程度と極端に低い。
・人類は、誕生以来、ピロリ菌と共存してきた。
ということだから、「ピロリ問題」は、なかなかの難問である。
また、
ピロリに感染していると、花粉症を発症し難いとも言われる。
実際、
今のところ、花粉症には縁がない。
かといって、
アレルギー全般に縁がないわけではない。
卵・牛乳・大豆に、顕著な食品アレルギーがある。
さて、
抗生物質がダメなら、
ココア・ラクトフェリン・LG21の
3点セットで闘ってみますかね。
もっとも、この3点セットの報告を見たわけではない。
単体の話だけである。
相互に効果を打ち消し合う恐れは多分にある。