2010/03/13(土)16:10
3月末で、国は「債務超過」?
国債を積み上げている、
万年赤字の国家財政だが、
ついに、「債務超過」?
になるらしい。
「」を付けたのは、
会計上の問題があるから。
藻緯羅が思うに、今迄は、
「粉飾」のようなモノで、
「債務超過状態」を糊塗。
それだけのこと。
そういう国債増発が困難な状況でも、
バラマキ用財源を捻出しなければ、
参議院選挙が戦えないのが民主党。
そこで、
「財源」となりえるのが、郵政事業である。
「財源」にするには、国有化が欠かせない。
つまり、亀井大臣も、欠かせないのである。
国債のほとんどは、海外に流出していない。
格付けが低すぎて、外国人が買ってくれない。
それで、結果として、国内に滞留している。
では、誰が?
持っているのか?
2009年3月末で、
30%を、郵貯銀行とかんぽ生命が保有している。
社会保障基金と年金基金を合わせて、15%ほど。
中央銀行、国内銀行、損害保険が、
7%づつで、20%ほど。
商工中金など、信金、生保などを合わせて7%ほど。
ここまでの合計は--->72%ほどになる。
個人が5%で、海外が6%ほどあり、
10%は、公的組織に留まっているようだ。
投資信託は2%程度のようである。
これで、95%となるが、
ざっくりとした計算だから、100%としておこう。
もし、
海外勢が売りに出せば、ゆうちょ銀行に買い支えさせたい!
増発分も買わせたい。金持ちは、目一杯、預けている。
だから、限度額を引き上げて、貯金残高を増やしたい。
それでも、
国の「債務超過」状態は、解消しない。
国の破産時計は、歩みを止める事はない。
国債が海外に流出していないことをたとえて...
親が子供から借金しているだけだから、破産しても...
子供が返してもらえないだけの話だよ...。
それでは、
「国債は子供に借金を背負わせる」という例えと矛盾する?
なので、
「子供が親から借金して遊び呆けている」が、
正しい例えである。
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