| 藻緯羅’s Worlds ( 食と健康 &富士山 )

2010/04/30(金)17:45

宗教と哲学の間に、「歎異抄 」

....書棚(53)

 歎異抄を読んだのは、 恐らくは、14、15。 頂いた本である。 その時の読後感が、 「宗教と哲学の間」、 である。 その後、 大学の頃に、岩波文庫。 岩波文庫は、 家にあるはずなのだが、 見つからなかった。 定価は、たぶん50円。 再び、読みたいと思い、 岩波文庫↓を、購入。   さすがに、 50円では、なかった。 それにしても、 高くなったものである。 「歎異抄」を、 独習するには、岩波文庫は、 敷居が高いかもしれない。 他には?、 以下の2冊が魅力的に、 思えたので、購入した。 以前の読書速度なら、時間的には、読了していたが、 まだ、3冊とも、眼を通した程度である... 気軽に、「歎異抄」に触れてみたいということなら、 五木寛之版↓が、最適であろう。    本のタイトルは、「歎異抄の謎」となっているが、 原文と五木訳が、主要部分を構成しているので、 まぎれもなく「歎異抄」である。 また、川村湊氏との対談もあるし、関連書の一覧もあって、 お買い得感もある。 この際、 しっかりと「歎異抄」と格闘しようということなら、 なんといっても、梅原猛版↓が、お薦めである。            文庫で1050円(税別)は、高いように思えるが、 研究への入門書としての価値は、高いように思う。

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