テーマ:政治について(20077)
カテゴリ: 藻緯羅の放談
「日本」は、金融立国を目指している。
言わば、カネにカネを稼がせる「産業」。 しかし、 カネにカネを稼がせられるようになると、 カネを、使えなくなってしまうだろう。 つまり、「消費」が、冷え込むことに。 もし、 藻緯羅が、月100%の高い利回りで、 カネにカネを稼がせることができたら、 食生活は... カップラーメン、良くてコンビニ弁当。 住まいは、ボロ借家か?ホテル住まい? なぜなら、 カネを使いたくなくなると、想像するから。 月100%の利回りということは、 10万円が、 1年後には、2億円を産むことを意味する。 かくて、 手元の10万円を使う気は失せるだろう。 なぜなら、1年後には、2億円だから... 100万円が手元にあるなら、 その10%の、10万円なら使えるかな? すなわち、 カネの使い出は、1/10になってしまう? 要するに、 カネにカネを稼がせるようになると、 カネは、どれだけあっても足らない。 稼げば稼ぐほど「貧乏感」に満たされる。 ここ数年の年利回りが、 1、2%しかない頭が、想像した世界である。 ま、月100%という極端な数字でなくても、 感覚的なものは、変わらないであろう。 カネがカネを稼いでくるなら、消費に回らない。 カネは、カネを稼ぐ手段だからである。 手段が消えれば、稼ぎが消え、カネも産まれない。 かくて、 カネは、投資には回らず、生産に結びつかない。 企業も、そういう方向に向かうかもしれない。 今の日本、 カネを使って、 ヒトを動かし、法令を守り、環境を守るのは大変、 というより、もはや、「面倒」... となれば、 海外に出るか、 カネに、直接、カネを稼がせることに。 結果、 日本国内での求人は、減る? 2,200円 「資産運用立国」の深層 アメリカの金融覇権とくらしの危機 [ 山田博文 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2024.09.10 07:11:47
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