テーマ:医療・健康ニュース(3953)
カテゴリ:健康・医療・介護
東京医科歯科大学の針谷氏が、
7月の日本リウマチ学会で発表 したところによると、 RA(関節リウマチ)においては、 非メラノーマ皮膚癌や 喫煙関連癌のリスクは上昇し、 大腸癌のリスクは低下し、 悪性リンパ腫のリスクは健常人の2、3倍あり、 固形癌全体のリスクは同等であるという。 その上で、 生物学的製剤を使用している 日本人RA患者の発癌リスクは、 全悪性腫瘍において、 一般人口に比べて低いという。 藻緯羅が想像するに、 RAは、免疫力が強すぎるわけだから、 癌には、なりにくい気がするのだが、 現実には、上記のように、 むしろ、発癌リスクは高めのようである。 免疫力が、強いというより、 免疫機能が、誤動作しやすいのだろう。 最近、大いに注目されている、 生物学的製剤は、 自己免疫機能を回復させている? つまり、 関節リウマチを抑制するだけでなく、 発癌も、予防できるのだろうか? 作用機序的には、 発癌リスクを高めるように思うのだが... 関連する文書↓ http://www.tmd.ac.jp/med/bec/medrespos/pdf/M2016-093-01-2.pdf Dr.岡田のみんなの関節リウマチ診療 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.02.21 05:25:05
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