テーマ:昨日の出来事(1024)
カテゴリ:物あれこれ
毎月1日(1月は4日)に、NHKは
テレビ・ラジオともに、緊急警報放送の 試験をする目的で、緊急警報試験信号を 放送している。 藻緯羅が、東日本大震災以降に購入した、 この「ラジオ」↓も、対応している。 緊急警報試験信号を受信すると、 赤色ダイオードが、点灯する。 この点灯は、 試験信号受信後、約9時間続くので、 放送終了後でも動作を確認できる。 尚、本番の警報放送の場合は、 点灯ではなく、点滅し、 放送がスピーカーから流れる ことになっている。 画像は、 緊急地震速報を受信して、 白色LEDが点灯している状態。 ところで、 NHKの緊急警報試験信号放送の中では、 「この緊急警報放送は、 大規模地震や津波などの際、 自動的にテレビ・ラジオのスイッチを入れ、 情報を伝えるものです」 と、アナウンスされるが、 このアナウンス内容は、問題である。 なぜなら、見聞きした人が、 全てのテレビ・ラジオのスイッチが、 自動的に入ると誤認する恐れが、 あるからである。 当然ながら、「緊急警報信号」は、 それを処理できる機能を持つテレビ・ラジオの、 スイッチしか入れることができない。 現在、 この機能を持っているテレビ・ラジオは、 極めて少ない。 従って、 「対応テレビ・ラジオ」といった、 文言に変えるべきと思うのだが... 一方、 「電源」と言わずに、 「スイッチ」と言っているのは、 好ましいことである。 電源は24時間ONでなければ、 「緊急警報信号」の処理は不可能だから。 因みに、 国が定めている「緊急放送」は、もう一つ。 「全国瞬時警報システム」 通称、J−ALERTがあるが、 こちらは、自治体など公的機関向けのもの。 自治体は、これを受けて、 防災無線のスピーカーで住民に知らせる。 しかし、 藻緯羅が住んだ地域では、いずれも、 建物等で反射した音と重なってしまい、 不明瞭となって、内容を理解できない。 それでも、 何かが起こったことが判るから、 それなりに役に立つはずである。 日本国内にいる人に、 非常時に、どう情報を正しく確実に伝えるか、 防災・減災は、そこから始めるべきであろう。 逃げる場所や方法は、その次の対策である。 現状は、大きく欠如している。 緊急警報放送対応のラジオ・テレビが、 ほとんどないことが、それを示している。 なぜ、ないのだろう??? NHKを受信できないテレビがないのと、 似たような理由なのであろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.02 09:39:20
コメント(0) | コメントを書く
[物あれこれ] カテゴリの最新記事
|
|