2013/07/06(土)08:07
「未来志向」なら、千年安心な国民年金が作れる。
隣国との諸問題では、「未来志向でいこう」
そんなフレーズが、しばしば登場しているが、
国内問題では、ほとんど聞かれない。
もはや、安心だとは、誰も信じていない、
「国民年金」などの公的年金だが、
日本を安泰せしめる「柱」の一つである。
千年安心の制度を設計し、早期に実現する必要がある。
その為には、「未来志向」の視点が欠かせない。
すなわち、
未来の為に、今の不公平などの不合理に眼をつぶる。
ということである。
具体的には、新制度への移行過程の設計に於いて、
連続性や既得権を重視しないということである。
本来であれば、最重要視されるべきことである。
1)違憲にならない範囲で、新たな制度を設計する。
2)現制度の廃止過程を、新制度と離して設計する。
3)既得権侵害に対する、補償制度を別途設計する。
従来は、(2)や(3)において、
連続性や既得権に配慮していたために、
制度は複雑化し、それが、また改革を困難にする。
という悪循環に陥っていたと考えられる。
それ故、「未来志向」の視点が必要なのである。