2020/10/07(水)19:41
「歯垢」の扱いは、難しい???
2020年10月7日に東北大学が公表した研究成果↓によれば、
tohoku.ac....press20201007-02-kouku
「近年、口腔内細菌により、緑黄色野菜や唾液に含まれる硝酸塩が
代謝されて抗菌作用・血管拡張作用を持つ亜硝酸塩が生じ、
それが、細菌性口腔疾患や循環器疾患などの予防に寄与している」
可能性があるという。今回の成果は、その産生に関するもの。
【発表のポイント】から
・口腔内の亜硝酸塩産生活性は、全体として個人差が大きく、
舌苔よりも歯垢において高いことがわかった。
・口腔内の亜硝酸塩産生に関わる菌を分離同定したところ、
口腔アクチノマイセス属、シャーリア属、ベイヨネラ属、
ナイセリア属、ロシア属などの口腔常在菌であった。
この口腔内の「善玉菌」は、歯垢の中にいるようで、
歯垢の中で、亜硝酸塩を作り出しているようだ。
となると、
歯垢の中には、腸内同様、
「善玉菌」と「悪玉菌」が共存していることになる。
藻緯羅は、先日、「除菌」したが、
おそらくは、「一網打尽」にしてしまったのではないか?
もちろん、
「腸内細菌」も「皮膚にいる常在菌」も「一網打尽」?
服用したので、「皮膚にいる常在菌」は無事かも...
一生懸命、歯を磨いて、
「歯垢」を完全に除去してしまうと、
「善玉菌」も除去してしまうことになる。
「亜硝酸塩」の一つ、「亜硝酸ナトリウム」は、
発色などの用途で、ほとんどの加工肉に添加されている。
この物質、一応、立派な発ガン物質である。
となると、
「がん」になるか「循環器疾患」になるか、
やはり、「循環器疾患」を選ぶ???
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