テーマ:医療・健康ニュース(3953)
カテゴリ:健康・医療・介護
月末と週末が重なり、おまけに春休み。
ネット接続は、途切れやすくなっている。 こんな感じ↓↓↓ 少し前の記事だが、 日経メディカル電子版がJAMA誌を引用して、 「100歳を過ぎても認知機能が衰えない人の研究 オランダの調査で神経病理学的変化があるのに 認知機能が保たれる人も」 と伝えている。 オランダAmsterdam自由大学のNina Beker氏らが、 100歳以上で認知機能を維持している人々を対象に調べたら、 病理解剖ではアルツハイマー病の特徴などが見つかった人でも、 認知機能の低下は見られず、 センテナリアンは認知機能の低下に対する レジリエンスを持っている可能性があると報告した。 要するに、別の病気などで亡くなった方を、 病理解剖したら、「認知症」だったが、 生前の認知機能には衰えがみられなかった! ということのようである。 調査対象者は、 「2013年1月から2019年4月までに この研究に参加していた100歳以上の1023人のうち、 認知機能検査を受けた330人」 7割は女性だが、自然な割合でしょうね。 このうち病理解剖されたのは44人だが、 アミロイドβの沈着レベルを示すThal phase、 神経原線維変化の広がりを示すBraak stage、 老人斑を示すCERADスコア、 のいずれもが、 認知機能の変化との間に有意な関係を示さなかった そうである。 対象者数も追跡期間も少ないので、 まさに、 「認知機能の低下に対するレジリエンスを持っている可能性」 が示唆される程度の結果だが... (2021年1月15日のJAMA Network Open誌電子版に掲載された) https://dx.doi.org/10.1001/jamanetworkopen.2020.31654 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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