テーマ:医療・健康ニュース(3952)
カテゴリ:特許・知財・技術
数多くの発明が、個人に特許されているが、
「内視鏡」の特許となるとかなり珍しいだろう。 今や、内視鏡の技術は高度化していて、 「発明」することができたとしても、 特許の壁は高いと思われるからである。 発明の名称はズバリ「内視鏡装置」 特許登録されたのは、2020年8月13日だから、 まだ1年も経過してないホヤホヤの特許である。 出願は2020年3月21日で、出願時に審査請求していたが、 なんと! わずか5ヶ月で登録されている。 どんな「内視鏡」なのだろうと、 興味津々で、「特許請求の範囲」を見ると、 七番目には、 「前記識別手段は、ディープラーニングを実行するAIを用いることを特徴とする請求項 6に記載の内視鏡装置」 とあった。 この「内視鏡」の特徴は、 「光学系とイメージセンサーを使用しない」ことに尽きるだろう。 確かに、特許に値する「発明」と思われる。 発明の目的も、ズバリ、 「患者の苦痛を低減し体内狭所の観察を可能にするために小型・細径化の実現」 明細書の図面から↓↓↓ 特許権者は、 安間のりこ 個人の特許には多く見られるが、 【権利譲渡・実施許諾】 特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。 とあった。 発明者は、特許権者の他に2名。 企業内発明で、会社が出願権を放棄することがあり、 その場合、発明者が個人で出願することもあるが、 他の2人の発明者の「権利」はどうしたのだろう? この辺りの経緯は、特許書類からはわからない。 [楽天市場] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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