テーマ:コロナウィルス(113)
カテゴリ:健康・医療・介護
日経メディカル電子版が↓4月20日付で、NEJM誌を引用して、
medical.nikkeibp...202104... 「ワクチン接種後の血栓症はヘパリン起因性血小板減少症か? AstraZenecaのワクチン接種後に血栓症を起こした患者の病態を解析」 と題するレポートを紹介している。 「ヘパリン」で、 血小板が減ることは知られているが、 ちょっと気になるレポートである。 読んでみると、 === ヘパリン投与歴がないにも関わらず ヘパリン起因性血小板減少症と同様の機序で 血栓症が生じたことを示唆するデータを得た === という。 最初の症例は、 ・それまで健康だった49歳の女性医療従事者は、 初回のワクチン接種を2021年2月半ばに受けた。 ・接種後10日目に入院,PCR検査でSARS-CoV-2陰性 ・CT検査で、門脈血栓症と肺塞栓症が認められた。 ・血小板濃縮液投与などの治療をするも11日目に死亡。 報告者は、 === 500μLのワクチンの接種が、 今回の血栓症患者の血小板活性化を引き起こしたとは考えにくい。 しかし、 ワクチンと血小板、またはワクチンとPF4の相互作用が、 何らかの影響を及ぼしている可能性はある。 === と報告している。 11人分の症例を分析しているが、 詳細なプロフィールは報告されていない。 藻緯羅の印象では、 なんらかの自己免疫性不都合を有していたのかな? という感じがする。 [楽天市場] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.05.29 06:52:52
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