テーマ:コロナウィルス(113)
カテゴリ:健康・医療・介護
日経メディカル電子版が↓21.12.3付で、JAMA誌を引用して、
medical.nikkeibp...202112... 「長期の自覚症状は本当にCOVID-19 と関連する?」 と題する記事を掲載している。 今回のフランスの研究では、データがそろっていた2万6823人が、 横断研究の分析対象者で、平均年齢は49歳で、51%が女性。 抗体検査の後にCOVID-19に初回感染した人は除外されている。 対象者のうちSARS-CoV-2抗体陽性と判定された人は1091人、 抗体陽性で感染歴があると考えていた人は453人、 抗体陰性で感染歴があると考えていた人が461人、 抗体陽性で感染歴はないと考えていた人が638人、それぞれいた。 持続する症状の中で、 最も多く報告されたのは睡眠障害・・・10.2% 最も少なかったのは嗅覚障害・・・0.5%。 個々の症状について分析を行ったところ、 抗体陽性者に有意な増加が見られたのは嗅覚障害のみだった。 抗体陽性者では皮膚症状の持続が有意に少なかった。 研究の結論は、 === COVID-19感染後に持続する症状は、検査で確定した感染よりも、 SARS-CoV-2に感染したという本人の思い込みとの関連が強い ことが示唆されたため、 今後の研究では後遺症がSARS-CoV-2特異的だとは限らず、 別の機序により発生している可能性も併せて 考慮する必要があると結論している。 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.12.26 15:45:26
コメント(0) | コメントを書く
[健康・医療・介護] カテゴリの最新記事
|
|