テーマ:政治について(20493)
カテゴリ:健康・医療・介護
耐性菌を作り出す懸念が少ないという”Access抗菌薬”、
その使用率を引き上げようという国の対策が、 アメムチ式の「抗菌薬適正使用体制加算」である。 ところが、このアメとムチだが... 肝心カナメの医師への周知が不十分なようだ。 日経メディカルOnlineの医師会員を対象に行った、 webアンケート(2025年1月20日〜26日)では、 よく知っている・・・5% 何となく知っている・・・20% よく分からない・・・20% 聞いたことがない・・・55% いわば専門家である感染症診療医でも、 よく知っている・・・10% 何となく知っている・・・20% よく分からない・・・25% 聞いたことがない・・・45% と、 お寒い限りで、悲惨な医療現場??? Access抗菌薬についてはコチラ↓ amr.ncgm.go.jp...20241030_press.pdf 国は、これまでにも二つのアメムチ対策を実施。 ・小児抗菌薬適正使用支援加算(2018) ・耳鼻咽喉科小児抗菌薬適正使用支援加算(2022) それなりに、効果を上げているという。 アンケートの自由記入欄から、拾うと... ・そもそも抗菌薬が手に入らない!(開業医/一般内科) ・流通困難な抗菌薬があり、適正使用できないこと多々(勤務医/呼吸器内科) ・抗菌薬が不要な疾患に対する処方が問題(勤務医/整形外科) ・患者の要望での抗菌薬処方が圧倒的に多い(勤務医/腎臓内科) ・WHOが定めたカテゴリーを加算の基準にするのは不適切(勤務医/感染症科) 参考にした記事↓ medical.nikkeibp...202502... 2,090円 ![]() 抗菌薬が効かなくなる -AMR(薬剤耐性)との闘いに人類は勝てるのか? AMR(薬剤耐性)との闘いに人類は勝てるのか? [ Sally Davies ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.02.16 21:40:00
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