テーマ:政治について(20761)
カテゴリ:健康・医療・介護
2025年4月25日、厚労省が薬事審議会を開催、
ドンペリドン(商品名ナウゼリン他)の添付文書の禁忌の項から、 「妊娠又は妊娠している可能性のある女性」を 削除することを了承した。 ドンペリドン↓は、 ja.wikipedia.org/wiki/ドンペリドン 開発の際に行われた”ラット胎児の器官形成期投与試験”で、 200mg/kg/日で催奇形性が認められたため、 「妊娠又は妊娠している可能性のある女性」を、 使用禁忌にしていたが、 ・その後の試験で、70mg/kg/日では催奇形性が認められなかった。 ・海外の添付文書において妊婦への使用が禁忌とされていない。 ・日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会は、 「産婦人科診療ガイドライン産科編2023」の、 "妊娠初期のみ使用された場合、 臨床的に有意な胎児への影響はないと判断してよい医薬品” の一覧に記載 ・WGの報告書が、 服用した女性が妊娠の判明後に、ドンペリドンの妊婦禁忌を知り、 不安から人工妊娠中絶をしている可能性を指摘 以上のことなどを踏まえ、削除されたようだが、 注意喚起として、新たに、 『妊娠又は妊娠している可能性のある女性には、 治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ 投与すること』が記載されるという。 同審議会では、 強いCYP3A阻害作用を有するエンシトレルビルフマル酸 (ゾコーバ)について、 他薬との併用禁忌から併用注意への変更について議論されたが、 さらなるデータが必要として禁忌削除は見送られたという。 「添付文書」は専門家が参照するので、 一般人には、理解が難しい記述になっているのは当然として、 一般人である”患者”が読むべき「薬剤情報提供文書」も、 その記述は、曖昧(あいまい)だったり、理解困難なことも。 もっとも、真剣に読んでいる人は少ない? 薬剤師法第25条の2の、 「薬剤師は、調剤した薬剤の適正な使用のため、 販売又は授与の目的で調剤したときは、 患者又は現にその看護に当たっている者に対し、 必要な情報を提供し、 及び必要な薬学的知見に基づく指導を行わなければならない。」 に応じて、”薬剤情報提供文書”が渡されているようです。 参考にした記事↓ medical.nikkeibp...trend/202505... medical.nikkeibp...sasajima/202505... 8,000円 ![]() 【ふるさと納税】烏骨鶏 たまご 10個『北川鶏園 房総のあおぞら農場』|卵 玉子 タマゴ ブランドたまご 産みたて 新鮮 プレミアム うこっけい [0249] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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