拝啓 大島弓子さま
綿の国星で好きなのは、おかーさんがミトンと防空ずきんの完全ガードで子猫を
そろそろさわるとこです、ロストハウスはじーまの感じがそーだからです。
青い固い渋いもダーイスキです。じーまはいい人生を生きたんだな。と本当に
思います。いろいろ好きでも本当は大島弓子さんが好きなんだろうと思います。
たぶん、ぜんぶ読んでるとおもったら、うしろのほーはちょびっと足りません。
だって、おっきい本屋さんでも ここには大島さんは25年前からいなかったんです。
こっちに来てから買った本は雑誌に載ったのを読んでたくらいです。
ここで大島さんを話せる人はいません。
おんなじ言葉を持たないということは 日本でもあるんです。
おどろくでしょう。デパートの本屋さんにあったのを買ったくらいです。
でも、おなじ本でも千回読めます。時間があったらもっと読みたいです。
30代、40代、50代、感じ方が変わってゆきました。一冊の本でも生きられた
かもしれません。もうすぐ本当のトシでろーがん、60代になります。
中島みゆきさんも大島国人のいちばんだそーですね。
じーまは 中島みゆきさんの歌を聴いて、音楽を表現することをやめました。
音楽をあんなにふかく聴かせる声も才能もなかったと気づいたからです。
おんなじステージに、立っていました。まわるまわる時代はまわる。ここでも
人生は どこかで すれちがうものなのですね。
早々 じーま