2010/02/14(日)19:43
龍馬の染み
昨年の暮れに報道された、司馬遼太郎記念館の天井にできた龍馬の染み。
司馬さんと龍馬ファンのボクにとって、前々から行きたかったのだが、報道当初は混み合うだろうということで、今日まで見に行くのを伸ばしていた。
染みならばいつか消えるだろうと半ば諦めていたのだが、電話で確認するとまだあるという。だが、しみならばいつか消える。
来週からはいよいよ活動開始ということで、今日がボク的にはタイムリミットである。
とりあえず上本町から近鉄で河内小坂へ。
記念館には何度も来ているので、迷うことなく到着。
記念館は、司馬遼太郎の自宅と安藤忠雄設計の建物で構成されており、正門を入れば雑木林風の庭がある。
小さな庭ながら好きだった四季折々の自然のイメージが演出されており、一切余計な手が入れられなかったという。
しかし今日訪れた時には前庭一面に菜の花が生けられていて、今までとはまるで違ったちょっと信じられないような光景が広がっていた。
自然のままが好きだった司馬さんには意外な事件かも知れないが、他の花だったら許せないだろうけど、これはこれでまた見事な演出だと思うな。著書に「菜の花の沖」というのもあるしね。
で、とりあえず一目散に天井の染みを見に行く。おお、探さなくともそれとわかるシミで、遙か太平洋の彼方を望む龍馬の顔が・・・思わず鳥肌が立ち、感激に身震いが。(^^;;
それにしてもこの染み。。。。ともかく、凄いことです。(^^)
おおかた1時間ほどこの建物で過ごし、帰りはぶらぶらと鶴橋に向かい、桃谷近くにあるアメリカン・トラッド・クラブの大阪本部(A.T.C.O.)を久しぶりに訪れる予定。
電車でなら5分ほどの距離だが、飯を食ったりしながら歩けば2時間近く掛かったかな。
結構な距離である。
鶴橋ではヤキニクの臭いに大いに食欲をそそられたのだが、チジミで適当に濁しながら商店街を見学。さすがコリアンタウンというだけあって、とてつもない量のコリアン食材がごっそり積まれていて、狭い路地にまるでアリの行列のようにお客が涌いていて、歩くこともままならない。
そこで「ブティック・アイビー」ってのを発見!
おそらく、その当時はアイビールックのファッションを扱っていたのかも知れないな。そのままズバリの店名で、思わずシャッター入れました。(^^;;
さてA.T.C.O.。ボスのTさん。
前回お会いしたのは半年以上も前である。ちょうどその頃、大病を患われた後で、げっそりと痩せられて真っ白の顔色をされていたのだが、久しぶりにお会いして一安心。
血色もすこぶる良く、少しふっくらされたようで一安心。いつ見てもカッコイイですわ。
突然の訪問で、しかもお出かけ直前ということだったにも関わらず、いつものようにやさしい笑顔で迎えてくださった。よかった。(^^)
久しぶりの対面も無事果たし、一路大阪城に向かう。
大勢のガイジンさんの観光客に紛れながら天守閣を見て回り、バクさんから教わった梅林を散策。
この梅林には、たくさんの種類の梅が植えられていて、1~5分咲きというわりにはとても華やかだ。甘い梅の香りに包まれて、とりあえず早春の気分だな。(^^)
大阪城を後にして、谷町筋をひたすら北上。ちょっと迷いながら天神橋筋商店街に無事突入。(^^)
おそらく、日本一長いアーケードの商店街を歩き、ゴールの天神橋筋六丁目まで見事到着いたしました。
いやほんまに、よく歩きましたわ。
残念ながら今日は万歩計を携帯していなかったので歩数はわからないけれど、おそらく25Kmは歩いたかもね。
たまにはこんなウォーキングも楽しいですね。