びたーあんどすうぃーと☆介護編

2004/12/10(金)14:31

妹の話・三女

父の死(27)

介護を拒否していた妹の話です。 救急車で運ばれたのを知ったのは翌朝でした。 病院では携帯が使えないため ダーリンにメールでの連絡を頼んでいたのですが (深夜だったしその時は急を要していなかった為) 次女のアドレスしか知らなかったため 経由して連絡が行ったのは早朝だったようです。 私が病院から帰れないことを聞いて 11時ごろには横浜に来てくれていました。 妹は、連絡が遅れた事情を知らず 私がわざと連絡しなかったと思ったそうです。 そしてこんな時にも連絡してもらえないのは嫌だ、 これからは心を入れ替えて私を助けると 泣きながら話してくれました。 私も恨む気持ちは全くないので 「じゃあ、まだまだ頼りにしなくちゃならないから その時はよろしくね」と一言言って終わりにしました。 妹と病院に行くと父は目を覚ましており 握った手を握り返したりして話しかけに応えていました。 この時は二人とも、父は元気になって家に戻ると 信じていました。 一泊して妹は自分の薬を忘れたといい家に戻ったのですが その後父の容態が急変したのです。 妹はもうすぐ家に着くところだったそうです。 それからとんぼ返りで病院に戻り 父の最期、そこにいる事ができました。 うまく言えませんが、父は妹に嫌われている事を 知っていて 「どうして来ないの?」と聞かれたことがありました。 「しょうがないよ」と応えましたが 私も何かもっうまく伝えられれば良かったと 今更ながら思います。

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