2004/12/10(金)14:31
妹の話・三女
介護を拒否していた妹の話です。
救急車で運ばれたのを知ったのは翌朝でした。
病院では携帯が使えないため
ダーリンにメールでの連絡を頼んでいたのですが
(深夜だったしその時は急を要していなかった為)
次女のアドレスしか知らなかったため
経由して連絡が行ったのは早朝だったようです。
私が病院から帰れないことを聞いて
11時ごろには横浜に来てくれていました。
妹は、連絡が遅れた事情を知らず
私がわざと連絡しなかったと思ったそうです。
そしてこんな時にも連絡してもらえないのは嫌だ、
これからは心を入れ替えて私を助けると
泣きながら話してくれました。
私も恨む気持ちは全くないので
「じゃあ、まだまだ頼りにしなくちゃならないから
その時はよろしくね」と一言言って終わりにしました。
妹と病院に行くと父は目を覚ましており
握った手を握り返したりして話しかけに応えていました。
この時は二人とも、父は元気になって家に戻ると
信じていました。
一泊して妹は自分の薬を忘れたといい家に戻ったのですが
その後父の容態が急変したのです。
妹はもうすぐ家に着くところだったそうです。
それからとんぼ返りで病院に戻り
父の最期、そこにいる事ができました。
うまく言えませんが、父は妹に嫌われている事を
知っていて
「どうして来ないの?」と聞かれたことがありました。
「しょうがないよ」と応えましたが
私も何かもっうまく伝えられれば良かったと
今更ながら思います。