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テーマ:プロ野球全般。(13218)
カテゴリ:オリックス・バファローズ
昨日の既報の通り、オリックスが大阪ドームの買い取りと、球団名を「大阪オリックス」に変更する事が明らかになりました。
よくスポーツ紙にニュースが出ても、球団からのリリースがあるまでは踊らされない方がいいと言いますが、オリックスに関する負の報道は大抵その通りなので間違いないでしょう。 憶測ですが、オリックスがあえて情報をマスコミにリークして世論の反応を見ている気すらするほどです。 2002年、暗黒時代と言われた石毛BWの時にワイはBWのファンになりました。 家がGS神戸に近かったことや気の合う観戦仲間に巡り会えた事もあり、以降相当な回数球場に通いました。 応援団でもないのに、年に30~40回見に行ってました。 そしてどっぷりハマった2004年。 近鉄との合併のニュースが流れ、選手・ファンがタッグを組んでの合併反対運動がありましたが、全く効果もなく2005年シーズンよりBWは消滅し、BWと全く同じユニフォームのオリックス・バファローズという冗談みたいな名前のチームが誕生しました。 Wフランチャイズというふざけた発想に憤慨しつつも、それでもまだ半分は神戸の球団なんだからという思いと、すでに愛してしまったBWの選手たちが多く在籍していることから、多くの不満を消化してBsファンとして、応援の継続を決意しました。 そして2005年は仰木監督の文字通り命を張った采配で、チームもファンも融合を果たし、シーズン終盤までプレーオフ争いを演じ、非常に盛り上がりました。 そして2006年。 大阪ドームの経営破綻、専用球場を神戸に変更と、神戸のファンには追い風が吹いてきたかのように感じました。 しかしそれは全く神戸のファンの勘違いでした。 布石はありました。 今年の日程を見ると週末や人気カードが大阪ドーム中心に組まれていました。昨年は神戸・大阪ほぼイーブンなカード編成だったのが、極端な偏り方をしています。 特にドル箱カードといえるホークス戦とマリーンズ戦はほとんどが大阪です。 これは2005シーズン前に宮内オーナーが 「神戸、大阪で動員が多い方を本拠地にする」 と発言したこと。(これも相当ふざけた話です) そして2005年の平均動員数が神戸に分があったために、大阪移転の大義名分が欲しいオリックスの意図的な操作です。(2006.4.27現在の平均動員数は6:4で大阪の方が多く、効果てきめんであったといえます) そして、待っていたのは今回のオチです。 神戸にいたとき、頑なにチーム名に“神戸”の文字を冠することはしませんでした。 今回はあっさりと“大阪”をチーム名に冠し、名実ともに、オリックスは大阪の球団なんだよって事をアピールしにきました。 大阪市の失敗である欠陥構造物である大阪ドームの尻拭いまでして、大阪の味方であることをアピールです。 イチローをして日本一と言わしめたGS神戸を捨てて、多くのファンが「野球場じゃない」という最悪の見にくさを誇る大阪ドームへの移転。 大阪のファンは大阪近鉄が大阪オリックスに変わっただけで俺たちのチームはここにあると満足できるのでしょうか? 大阪のファンの方々にはくれぐれも注意していただきたいと思うのですが、この会社はまたいつ、愛してくれたファンをあっさりと事も無げに裏切るかも分かりません。 くれぐれも深入りしないことをお勧めします。 最後にワイの今後ですが、観戦は継続します。 神戸で試合が開催されるならできる限り足を運びます。 だってBWの選手たちを愛してしまったし、彼らの“つづき”を最期まで見届けたいですからね。 ワイのようなありもしないチームの幻影を追い続ける夢遊病者がこれ以上増えないことを願ってやみません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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