2013/06/25(火)14:25
出会いと別れ・・・そして・・・奇跡の再会!
今は、ちょうど鳥たちの巣立ちの季節
ツバメやすずめ・・・そして、カラスも
去年の今頃、夕方のわんずのお散歩時に通りがかった公園の草むらで
うずくまったカラスの赤ちゃんを発見
巣から落ちたのかしら・・・辺りを見渡しても親鳥の姿も見えず
カラスの鳴き声さえ聞こえない
帰りに見ても同じ位置にうずくまってる
翼が折れてるのかもしれない・・・
カラスの飛行訓練は、巣近くの電線や屋根伝いの場合もあるけど
巣から落ちた場合でも陸地で、親がえさを運んで枝などに止まりながらの場合もある
カラスは害鳥で嫌われ者?
でも、私は大好き!
翌日も同じ所にうずくまっていた
やはり、これは骨折かもしれない
夜になってダンボール箱を持って公園へ行き赤ちゃんカラスをゲット
怪我のチェックをするために我が家へ
翼も羽も足も大丈夫、思っていたよりも元気そう
翼を広げてビックリ! なんと、羽の一部が真っ白
翼をたたんでると気がつかなかったけど、白い羽があるカラスだった
これだったら公園に戻しても大丈夫そう
でも、親はどうしちゃったんだろう?
かなり気になるけど・・・
野生動物、これで生きていけなくても自然の摂理かも
自分に必死に言い聞かせ、夜明けを待って公園に戻すことに
ブラッキーって名づけて・・・
とっても人懐っこい子で、名前を呼ぶと目をぱちくり白黒、かわいい
その日から毎日夕方と夜のわんずのお散歩の時、ブラッキーに会いに公園へ
ブラッキーは人を怖がる事もなく、子供達が遊んでいてもヘッチャラ
ベンチやタバコの吸殻ボックスにいつも止まっていた
それから4日間ブラッキーの姿を確認、5日目にいなくなってしまった
公園へ戻してからの数日、やはり親鳥は確認できず
夕方子供たちが帰った後、えさを運んできていたのかも知れない
まだ完全に巣立つほど尾っぽの羽がそろってなかった気がする
ひょっとして誰かが連れて帰ったのかもしれないし
最悪、公園管理の人に・・・
その日から毎日、カラスを見るたびに羽の一部が白いブラッキーを探してしまう
そんな日々から約一年たった昨日
公園とは反対側の畑で一羽のカラス発見
カラスを見ると、いつものようにブラッキーと呼んでみた
私はどのカラスを見てもみんなブラッキーと呼ぶ
もちろんカラスはナンノコッチャなんだけど
カラスってすっごく賢いから、わん達がリードを付けていて襲ってこない事を知ってる
だからぎりぎりまで近づけても飛び立つ事はない
昨日もいつものようにわん達と一緒にぎりぎりまで近づいてブラッキー!!!
きゃあ~、あんた達、見た!見た!見た~っ?! ブラッキー!!!
なんと、広げた翼の一部が真っ白
もう信じられなかった、震えがくるほどの感動
あれは、絶対にブラッキーだった!
生きていたんだ!
ほんとによかった、うれしい!!!
ブラッキーの舞い上る姿はとても美しく
その白い羽が、とっても神秘的でした
空をくるっと回って竹林へ消えていきました・・・
昨日は、ほんとにほんとに幸せで・・・
こんな事って、あるんだなぁ~
ブラッキー、ありがとう♪
今度は家族と一緒の姿・・・見たいなぁ~