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アルプスの氷河から遺体、75年間行方不明の夫婦か2017.07.19 Wed posted at 16:59 JST <iframe xsrc="//imp.aiasahi.jp/hserver/SITE=CNNCOJP/AREA=TEXT4/AAMSZ=230X40/KEYWORD=zone_world%2035104462/OENCJP=UTF8/" noresize scrolling="no" hspace="0" vspace="0" frameborder="0" marginheight="0" marginwidth="0" width="230" height="40" allowTransparency="true"> </iframe> (CNN) スイス・アルプスの氷河の中から75年前に行方不明になった夫婦とみられる2人の遺体が見つかった。 靴職人のマルスラン・デュムーランさんと妻で教員のフランシーヌさんは第2次世界大戦中の1942年6月15日、自宅近くの牧草地へ牛の乳しぼりに出かけたまま行方が分からなくなった。 遺体は先週、近年後退が進んでいる氷河から、ミイラ化した状態で見つかった。この一帯は標高約2600メートルの山腹で、現在はスキー場やホテルが並んでいる。 保全作業員が偶然、凍結した遺体に気付いたという。2人は当時、氷河の割れ目に転落したとみられる。 夫婦には6人の子どもがいた。遺体の身元は法医学研究所がDNA鑑定で確認する予定だが、子どもたちは「父母に間違いない」と話している。 末娘のマルセリーヌさん(79)はスイス紙ル・マタンに「私たちは両親をずっと捜していた。いつかちゃんとお葬式をしてあげたいと思っていた」「75年待ち続けた末にようやく居場所が分かり、心の平安を得ることができた」と語った。 上の娘のモニークさんはスイスの公共放送RTSとのインタビューで、両親がいなくなった朝のことを振り返った。天気の良い日で、2人は歩いて谷へ向かった。マルスランさんは歌を口ずさんでいたという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年08月04日 11時41分40秒
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