夏目漱石の坊ちゃん
夏目漱石は学習院の教師に応募したが 米国帰りの男が英語教師に雇われたので採用されず 高等師範の先生にやっとのことで潜り込んだ しかし漱石は先生を作る学校の先生には適しておらず 1年後に松山の中学校に赴任することになり あの有名な小説の主人公「坊ちゃん」の体験が始まった 松山に1年いてそれから熊本の高等学校に行き それから英国へ留学するというように仕事場が変わったが 分岐点で失敗の道を選んでとうとう有名な文学者になった もし学習院に就職出来たら一生涯そこで過ごしたかもしれないと 漱石も言っているが 失敗と見える環境に陥っても悲観せず そこから新しい人生の道が開けて行き 大成功へつながる立派な道であることを信じなければならない 谷口清超著 「輝く人生のために」から抜粋