カテゴリ:長寿の秘訣
「『霧の中を行けば 覚えざるに 衣(コロモ)しめる』
深い霧の中を お坊さんが 歩いてゆきました。 気がついてみると 衣がびっしょり濡(ヌ)れていた ということです。 道元(ドウゲン)禅師の お弟子さんに 懐(エ)じょう という人がおり 道元の 侍者(ジシャ)を 務めました。 侍者というのは お師匠さんの 身近に仕えて 身のまわりの お世話をする人のことです。 いま風にいえば 秘書ですね。 秘書ですから お師匠さんの 日常生活の中で 具体的な話を たくさん聞いています。 それを克明に書き残したのが 『正法眼藏随聞記』という本です。 著者はもちろん エジョウ禅師。 『永平二祖(エイヘイニソ)』といって 道元禅師のあとを 受け継がれた人です。 通称 『随聞記』と呼ばれております。 聞くに隋(シタガ)って 書き留めた記録 というほどの 意味ですね。 ・・・・・続く」 相田みつを 「霧の中を行けば」からその9 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 5, 2020 07:02:56 AM
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