2020/06/16(火)05:55
相田みつを 「借宿浪人」
「世の中は 高度成長だの 所得倍増などと
騒がれていた 時代でした。
私は 幼い子ども二人と女房一人かかえて
(女房は、まあ一人ですがね)、
町外れの 借宿(カリヤド)町というところに
住んでおりました。
一軒まるごと借りる力がなくて
八畳ひと間の 間借りでした。
部屋代が初めは七百円、上がって千円。
安かったですね。
そこへ十二年おりました。
そのころの ペンネームが 借宿浪人です。
相田みつを 「やっぱり便利のほうがいい」から その2