もくれん草紙

2005/10/17(月)21:55

おろしゆず

たべたい、たべさせたい(8)

今年は秋になってから、雨の日が多いですねぇ。 朝から、しとしと、うすら寒い月曜の朝に、 少し気分も滅入りがちです。 先週仕入れておいた、出始めの青いゆずを使って おろしゆずを作ることにしました。 青ゆず(10個)の皮のみを、陶器のおろし器で、おろします。 ごりごり...ごりごり...結構、力がいります。 一個、二個と、おろすうちに、やがてボウルの中に、 若緑、萌黄のふんわりとした、ゆずの香り山ができました。 おろし終わったら、今度は青とうがらしを10本。 内の種をとり、細かく細かくみじんに。 今度は深緑の、辛い山。 おろした同士を合わせて、和えて、 小さなビンに詰め込みます。 秋だというのに、小瓶の中は若葉織りなす春のよう。 気分もすっかり、晴れてきました。 このおろしゆず、焼き魚や煮物にふりかけていただきます。 秋には少ない緑色、そして香りと辛みの組み合わせが、 秋の味覚を一層ひきたててくれます。 ※ ところで、このおろしゆず、   作り方には、青とうがらしも陶器のおろし器でおろすとなっているのですが、   わたしは、どうしてもうまくおろせません。   それで、包丁を使ってしまうのですが、ほんとうは金気を使わない方が   いいのだと思うのです。(金気は早く悪くなるように思います)   どなたかうまくおろす方法をご存じでしたら、教えてくださいませ。

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