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カテゴリ:こよみ
「雷乃ち声を発す」(かみなりすなわちこえをはっす)
今日の旧暦・七十二候です。 遠くで雷の声がし始め、驚かされる時節とあります。 東洋の考えでは、雷は、季節は春、方角は東、色は青か若草色、などと言われます。 どの意匠をみても、すべて誕生を連想させ、生まれたての赤ちゃんのような みずみずしさを思わせます。 不思議なもので、今日の七十二候以前に咲く春の花は、 花がとても目立ちます。 夏の、葉も花もどちらも勢いよく盛る感じとは違って、 葉が出ていない、または、あまり葉を感じさせないものが多いように思います。 この雷、実際の雷でもあるのでしょう。 春の、花が散って葉が出始めることを思うと、 吹き出すように広がる、若葉の音とも思えます。 若葉風の吹くまえに、春爛漫。 花疲れの出ませんように...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 31, 2006 11:48:40 PM
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