カテゴリ:スキー
お疲れ様です。
前回の続き。 ラングとドーベルマンのブーツの特性について考察します。 まず、 ラングはツーピース構造で足首が柔らかく作られています。 それにより、 脛に重みが乗った時に板の前に荷重が乗りにくく、 これが板の挙動をゆるやかなものにしていたと思われます。 対してドーベルマンはワンピース構造で足首が固い。 しかも5からシェル材質に温度変化を受けにくい素材を使っているらしい。 なので輪を掛けて固くなる。 そうなると脛に乗った重みがダイレクトに板のトップに伝わってしまう。 その上、通常のブーツよりエッジが内側に位置することによりさらにエッジが掛かりやすく、 フラットの時に少しでもエッジが掛かっていれば勝手にエッジを食って曲がり出してしまう。 おそらく押し出し荷重に対しても同様のシビアさを示すでしょう。 うーむ、 ドーベルマン5、 これはやはり乗り手を選ぶ難しいモデルなのか? が、しばらく乗っているうちにコイツの凄い特性に気付いてきました。 確かにフラットがシビア&押し出し荷重アウトなモデルですが、 自分にとってコイツは フラット矯正&押し出し荷重矯正ギプスなのでは? キチっとフラットが出せれば谷回りでズレから入ってキレに持ってけるし、 押し出さないで角付けして待ってあげればラングより遥かにキレに入りやすい。 で、とにかくエッジングが楽なので無駄な力も使わずに済むので滑りに余裕も生まれる。 コブでは操作がかなりシビアになるのでは? との心配がありましたが、 試行錯誤で解決。 GW前に書いたエントリーの内容、 TJMスキーチャンネルでの神崎デモの指導通り、 トップを出さないで外足を回旋させ待ってあげることで 衝撃も喰らわずコントロールして楽しめるように。 もう一つ、同じユーチューブ内で コブではバックル上二つとパワーベルトを少し弱めに締めると調子良い とありましたが、 試して見るとその通り。 弱めに締めることで板のトップの荷重を弱く出来るので ブーツのフレックスを柔らかくするのに似た効果が得られるんですね。 ラングの時は上二つとパワーベルトは常にギチギチだったけど、 ドーベルマンを飼い慣らすには必要な細工でした。 もう一つ、ブーツのリアスポイラーについて。 ラングでは足首が柔らかく、前傾角度が変わり過ぎて反動で腰が反る動きが出るので リアスポは抜いてました。 が、ドーベルマンは足首が固く、 入れた状態からそこまで前傾角度が変化しないので反動で腰が反る動きが出にくく、 初めてリアスポ入れたままで調子良い状態をキープできました。 腰が反るのは代償動作であまり良くないし、 その動きが出ると腰痛になるのも判っていたので地道に改善に取り組んでましたが、 シーズン終盤で形になったのも地味に嬉しい。 そんな感じで3日目も滑るごとに調子が良くなっていき、 今シーズンの課題だったズレからキレの再現度も上がり、 シーズン最終日を満足で終えられました。 一時はどうなることかと思いましたが、 ホントに買ってよかったドーベルマン5S(^O^) 来期も頼むよ~ ・・・てか、連休前に書いたGWの目論見、忘れてない? 実は、試さなかった訳ではないけど整理が難しいなと思ってたところです...。 需要はあまり無いだろうけど、何より自分の為に必要。 ぼちぼち整理しとかないとね。 ランキング参加中です。 押していただけると記事を書くエネルギーになります(^^) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.05.13 05:43:32
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