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続・1級からの上達を目論むブログ

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2023.07.29
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カテゴリ:スキー
お世話様です。

このブログも気付けば30万PVを超えました。

​いやーよく続いたもんだな​

なんて思いながら読まれた記事をチェックしてると結構昔のがポロポロ読まれたりしています。

そんなの見ると、なにやら刺激を受け

​そうだ、他に外に出してない知識を出しておこう。

​とか思い立ちます。​​​


と言う訳で題記の件。

​スキーヤーズラボで教わってなるほどなと思ったこと。​​

普通のスキー指導では内倒やら後傾やらシェーレンやら、

ダメな状態を何とかしようと指導が入ります。

が、

これは、

例えば野球のピッチングで
ストライクが入らずに

​ボールが高い!低めを狙って!​​
指に掛かり過ぎ!
肘が下がってる!

みたいな指導を受けてる状態だそうです。

スキーヤーズラボではそもそも外足・外板の良い位置に乗ることを教えてます。

外板の板のストライクの位置に乗れるようになればシェーレンや後傾内倒は
自然に無くなっていく、

そういう指導法でした。

で、​内足はガン無視。​

内足は外足荷重が100%近く完成してからの話で、

そこまで外足が完成してればテククラは余裕で合格のレベルってことらしい。

雑誌でよく内足云々の話を目にしますが、

それは100%近く外足荷重が完成した人が読むべき話で、

一般スキーヤーはむしろ参考にしない方が良い。

ちょうどこの方が言ってる話と同じ認識です。

7:00過ぎから核心を話されてます。

【内足ってどう使うんですか?】よく聞かれるんですが、そういう考え方ではなく...

じゃあどうやって外足に乗る練習するの?

と言う話になりますが、

その為にはそれなりの外向傾のベースが無いとその雪上練習自体が成立しません。

​外向傾のベースが低いと板が身体から離れすぎてしまい、ストライクの位置に乗れないからです。​

​この動画の様に、外向傾の関節運動の根本には外股関節の外転と内股関節の内転動作があるのですが、​

​​​​​​​​​​​Free Ski Fitness Session with Tom Gellie | BODY AWARENESS, STRENGTH, MOBILITY FOR YOUR BEST SKIING

​この関節の具体的な動きについて、レッスンでの言及が一切ないのが現状です。​

なので、レッスン等で普通に上達した場合、

角付=外脚の伸展+体軸の傾き

となりますが、それだと内倒のリスクが非常に高くなります。

あるいは膝を入れてしまえば外板を離さず角付けできます。

具体的な動作としては外股関節の内転と内旋の組み合わせになりますが、
これだと膝に負担が掛かってしまい膝を痛めかねないし、
SAJでもNG動作となっています。


それなのに求める滑りができないと全然違うところを指摘され、

肝心の正しい外向傾の関節運動の説明が一切ないことが

基礎スキー界の上達を阻む、

いわば技術のミッシングリングになってるように思えます。​


が、これは仕方のないことにも思えます。

SAJのメソッドは初心者を1級レベルまで上達させる為に作られてるので、

外向傾のベースがなくてもSAJのメソッドで1級レベルまでは上達できます。

問題はそこから先。

一級合格後のタイミングでこれ以上上達を目指す人向けに、
外向傾のベースを徹底的に学ぶプログラムが必要に思います。

現状、準指導員や指導員でもプルークボーゲンや横滑りは練習しますが、

外向傾が根本から身に付いているジュニアレーサーのプルークボーゲン・横滑りと​
一般スキーヤーのそれは全然違います。

子供って教わらなくても股関節の本来の使い方ができるそう。

筋力が無いから、本来の動かし方をする他ないらしい。
で、
この時期からスキーを始めれば外向傾が自然と身に付くらしい。

が、
ある程度筋力が付いてからスキーを始めても、
筋力が股関節の使い方を邪魔して
正しい外向傾が身に付き難い。

例えば一般スキーヤーはちょっとプルークするとすぐ股関節が痛くなります。

これ、
既に外向傾エラーの証拠です。

内股関節が抜けて骨盤の高低差ができてれば何時間プルークやっても股関節は痛くなりません。

骨格を利用して滑れるので筋力的な負担もほぼゼロです。

が、
外向傾のベースを根本から教わって無いのでこれに気付くことはなく、

本質的ではないところ、

例えば腕の構えや内足に目が行ってしまいがちなのが1級から上の現状に思います。

続く。

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最終更新日  2023.07.29 10:33:02
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