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続・1級からの上達を目論むブログ

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2023.08.27
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カテゴリ:スキー


お世話様です。

前回の続き

急斜面を割と楽しくコントロールできるようになった要因を振り返ってみます。

ここでふと思い出したのが、

以前何回かスキーご一緒したJ君のこと。

大学でスキー部に入り山にこもって練習し、準指導員とテクニカルまで取得したそうです。

一緒に滑ると自分より全然上手。

その彼がこんなことを言ってました。

​急斜面が上手く滑れない。​

スピードコントロールする為にズレを入れすぎるとターンスピードが上がらず、

かと言ってズレを減らしてスピードを上げ過ぎると山回りで落とされてしまう。

もう打つ手がない。

そんな話だった。

こんなに上手でもそんな悩みを抱えてるんだと驚いたのを覚えています。

今になってみて彼が抱えていた悩みの本質が理解できます。

結論から言うとこれそのまんま。

ターン後半に仕事が集中するってどう言うこと?

結局急斜面アイスバーンを滑る為にはターン後半の圧を受け止める限界値を上げるのが第一歩。

​​要するにターン後半で落とされないこと。​​

​その為には外向傾の質を上げるのが一番の正攻法ってことです。​

昨年のオフに書いた時点では仮説混じりでしたが、

今シーズン滑り込んで自分の中では確信に変わりました。

ターン後半に強い圧が掛かっても、

落とされなければ慣性力は勝手に横方向に変換されます。

横方向へ変換されるエネルギーが大きければ、
谷回りどうするなんて考えなくてもある程度板が走ってそれなりのターンに見えてしまう(笑)

ここで色んな反論がでますよね。

​主にはこの四つかな?​
それについての対論も追記してみます。


​△後半そんなに強い圧がきたら耐えられなくてお尻が落ちてしまう。​​​​

→外向傾の作り方が間違っている。

正しくできれば外足が身体の横から押す形になるので無理に筋力使わず耐えられる。


​​​△そんなにターンを引っ張ったらターンが終わらず次のターンに入れない。​​​​

→因果が逆。


ターンを引っ張るのは外足の良い所に乗れてないから板が外力で曲がらず、


目安地点を超えても板が身体の下に返ってこないのでターンを止められないから。


外足の良い所に乗れれば外板は目安地点で身体の下に返ってくる。


それを途中で止めてしまったら慣性力を横方向への変換する効率が落ちるのでターンスピードが落ちる。



​​​​△外向傾なんて正しく出来なくても筋力を付けてカバーできる。​​
​​これに対しては発信元に気を使うところなのですが(スキーを盛り上げる為に敢えて自身に厳しいオフトレを課したりその姿を公開したりと頭が下がります)、やはり色々な情報がありスキーヤーの選択肢が多い方がためになると思い敢えて記載します)

→一流選手はジュニア時代に質の高い外向傾を身に付けた上で、


レース本番にどうしても発生してしまうイレギュラーに対応する為に筋力を付けているのではないか。


それを身に付けずに筋力に頼ってしまっては代償動作を補強してしまうことになり、

いずれ
上達が止まってしまうし、代償動作で膝や腰を痛める心配があります。

筋トレそのものを否定している訳ではありません。
身体が若返るし軽くなるし、健康的になるし(^^)

△外向傾は勝手に出来るものであって作るものではない。形から作ると腰が外れる。​

→外向傾の作り方が違ってることと、傾きすぎ(内倒)による腰外れがごっちゃになってる。


まずは内倒して腰外れになっても良いので腰を極端に内に入れた外向傾を身に付け、


次に外足のストライクの位置に乗るよう練習した方が良い。


外足ストライクの位置に乗れれば内倒による腰外れは自然と解消されます。


​...こんな感じで自分的には整理できてます。​

世に急斜面・アイスバーンの対策に他の技術論があふれてるのは、

質の高い外向傾を身に付け外足に乗る具体的方法が解らないので、

それ以外を要因として求めざるを得ない現状があるのでは?



そうだとしてもやはり正攻法はあって、

自分は基本が無い状態から取り組んでそれなりに成果が出た。


​その資料的な意味合いも含め、自分の実例も書いてく必要もあるのかなと思います。​

​​​今回の内容は特にくどかったですね(^^;​​

次回、急斜面アイスバーンを滑れるようになった要素についても整理してみます。

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最終更新日  2023.08.27 07:16:42
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