カテゴリ:スキー
お世話様です。
題記の件、以前から感じてたことなのですが、 たまに遠くの広いスキー場に遠征すると、とても調子が良く感じます。 ある程度斜度があるオープンバーンで気持ち良く飛ばして 上手くなったと感じて帰ってくる。 で、翌週自分のホームで練習すると、 同じことができない、むしろ下手になってる。 なんということでしょう。 ちょっとこれ何が起こってるの? と言う訳で、書いて整理してみます。 まず、自分のホームは緩斜面が多い。 しかも結構幅が狭く片斜面も多く、 おまけに分岐合流も多く見通しがあまり良くない。 広いバーンはボーダー&スキーヤーの様々なレベルが混在して 滑っており、動きが予測し辛い。 要するに見通せるところまでの直線が短く、 短く区切って滑るかダラダラ滑ることになりやすい。 これを調子のよいバーン、そこそこ斜度のある見通しがよく合流の少ないバーンだと 基本板を下に向けっぱなしにしておけば 板は外力で曲がってギュンギュンくるのでそれに乗っかって 滑っているだけで気持ちが良い。 以前は落とされて上手く滑れなかったけれど、 外向傾がある程度のレベルになって山回りで落とされなくなって楽しくなってきた。 やはり山回りで落とされちゃうと板を下に向けっぱなしの感覚には持っていけない。 ターンの起点である山回りからの横移動のエネルギーが足りないのだと思います。 対してホームの緩斜面。 まず、板を下に向けっぱなしの感覚を得にくい。 下に向けようとしても内倒しやすい。 急斜面だと落下の外力が大きいから板を下に向けて角付していてれば、 内倒する前に板が内側に入ってきて内倒が解消されるけれど、 緩斜面だと落下の外力が少ないから、 板が内側に入る前に内倒しがち。 うーむ。 そもそも緩斜面では外力の比率が変わるんだよな。 例えば急斜面では外力の構成が落下1:速度1だとすると、 緩斜面では落下0.5:速度1くらいになるのかも。 そうなると落下より速度に対して外力の利用を考えなきゃならないけど、 これまでなにも考えてない。 落下力は進行方向に関わらず、常にフォールライン方向に掛かる。 対して、速度による慣性は進行方向に対して掛かる。 理屈は判るけど、具体的にどの局面で大きく変わるんだ? まず、時計の3時のタイミングではどっちもフォールライン方向に掛かるから近い気がする。 そこから4-5時で山回りを迎えて曲がるとき、速度は一緒でも落下力は少ない。 てことは急斜面に比べて身体を起こしてくれる力が少ない。 急斜面の場合は切替に掛けて圧をドカンと喰らわないように、 次のターンの山方向に向けて腰を内に入れて重心を移す動きが必要になるけど、 緩斜面でそれやると内倒になってしまう。 むしろ板を真下に向けて板が返ってくるまで我慢する位じゃないとダメなんだ。 あ。。。自分はこれな気がする。 ホームゲレンデは見通しが悪く人も多く動きも予測しにくい。 なのでどうしても人が気になってしまい、 そもそも板が下を向いたまま落差を取る動きをやりにくい。 で、板が外力で曲がろうとする前に自分から曲げに行ってしまい、 求める動きになってないんだ。 よし!初滑りはこの辺りを意識してみるか ランキング参加中です。 押していただけると記事を書くエネルギーになります(^^) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.12.31 07:41:10
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