カテゴリ:スキー
お疲れ様です。
上達に励む基礎スキーヤーから聞く言葉に 気持ちよくなって(失敗して)しまいました。 てのがあります。 気持ち良いんだから文句ないでしょ? と一般スキーヤーは思うかもしれませんが、 基礎スキーヤーはそうはいかない(笑) 例えばホームのスキー仲間のHさんが言う 気持ち良くなっちゃった♡ は、 身体を倒して角を立てるのが得意なあまり、 やり過ぎて切替ロスが多くなり次のターンにキレイに繋がらない ことを指しています。 で、スクール入るたびにずっと言われ続けているらしい。 が、 本人的にはガツンと傾けるのが気持ち良いらしく、 判っていても中々止められないそうな。 (それで急斜面も滑れちゃうのである意味凄いんだけどね) これは他人事でもなんでもなく、 先日岩手県は安比高原スキー場で同じ気分を味わいました。 ![]() 安比はホント良いスキー場。 東北の2大スキー場と言えば蔵王温泉と安比ですが、斜面だけで言うと安比の方が上、 一級からの上達を目論むスキーヤーからすると倍位上です。 何なら八方尾根と比肩するくらい素晴らしいスキー場。 そんな安比に行っても先日の鉛温泉スキー場の奇跡を再現すべく、確認は欠かさない。 今度は再現性があるようでまずは良かった。 が、安比の斜面は気持ちの良い斜面が多い。 具体的には 広くてねじれがなくて長く、緩斜面から急斜面まで揃っているので選び放題。 しかも雪質は最高のアスピリンスノー♡ ここでHさんと同じに、 気持ち良すぎて良くない癖が出る羽目に。。。 そのバーンとは、 ハヤブサコース下セントラル第3リフト沿いのだだっ広い中斜面。 何本か気持ちよく滑り、 何本かビデオに撮ってもらって、 ビデオを観てゲンナリ。 全体的な滑りは以前よりマシになってるけど、 板の動きが止まっている。 板が止まっているので切り替えのところで帳尻が合わなくなる為 切り替えをシームレスにヌルっと抜けられず、 それが板を振るような動きに繋がってる。 何で板の動きが止まるのか? 自分の見立てではおそらく、 板を横に踏むから。 前回のキレとズレの話と繋がってますが、 板を横に踏んで足場にしている間、ターンの進行が止まってしまう。 ジョジョのザ・ワールドじゃあるまいし、 止めた板のツケはターンの遅れとなって次の局面へ現れるってことです。 なので、 抵抗をもらい続けながら板が前に進み続ける様にしたいのだけれど、 見通しが良くコントロールしやすい中斜面、 スピードがついてくると抵抗をもらい続けてニュートラルを通過させる受動的な感覚が飛んでいき、 気持ち良くなって内力使って色々やりたくなってしまう。 いわゆるスケベ心ですな カッコよく見せたい。 周りに凄いと思われたい。 そーゆー感情です。 そうなると板を横に踏んで足場にしたくなっちゃうのね。 でもその瞬間板が止まってアウト、となる。 しかもこれ、 ワックスが切れてくると板が滑らなくて余計横に踏みやすくなるのよね。 遠征だと初日はホットワックス済ので滑り、 翌日以降は液状ワックスで滑るのでさっさと落ちて板が滑らず余計にそうなりやすい。 .....はぁ。 まあ、そうなる構造が判ったので良しとしよう。 GWは長く休めそうなので対策立てるとしますかね。 ランキング参加中です。 押していただけると記事を書くエネルギーになります(^^) ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.04.20 05:57:28
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