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♪アトリエえんどうまめ今季洋の日記。

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2018年10月の記事

全13件 (13件中 1-13件目)

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今週の占星術メッセージをお届けします。１０／２８～

おはようございます。サビアン占星術を使った一週間のメッセージをお届けしています。この週は、１１月０１日（木）に下弦の月を迎えます。下弦の月は、満月から新月へのちょうど真ん中のときです。このときの太陽はさそり座０９度。サビアンシンボルは「歯科の仕事」。長いこと変わることのない固い歯。そこに問題が起きた時に、歯医者さんは根本治療を施します。そのように、表面的な一時しのぎをするのではなくて、おおもとから根本的に変えて行こうとする姿勢がここでは描かれています。月は獅子座０９度。サビアンシンボルは「ガラス吹き」。自分自身の息を吹き込むことで、ガラス作品をつくっているようすが描かれています。情熱を注ぎ込む行為によって、ものづくりと同時に自分づくりも進行して行きます。月のサイクルにおいては、満月で花が咲き、この下弦の月で実が成ります。太陽さそり座の固定宮での流れですので、「何を手放し、何にこだわり続けるのか？」が問われるときを迎えています。しし座の月は、「輝けること」の価値を掲げています。他の星配置も考慮した時には、「好きなことならずっと続けられるんじゃあない？」という助言も耳に届きそうなようすもあります。さそり座は深さを、獅子座は主体性をあらわすサインです。このふたつが関わりを持った時、魂レベルで綴られる「人生物語り」が発動し、どう生きたいのかが問われます。あなたの人生という絵巻物に描き足されて行くものは、どのようなものにしたいのか？深いレベルでの決定は、現実化のパワーとつながっています。どうぞすてきな星の時間をお過ごしくださいね。それでは、サビアン占星術より、今週のメッセージをお届けします。１０月２８日（日）さそり座０６度。〈ゴールドラッシュ〉求めるものがハッキリして欲が強まることで、集中力が高まります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月２９日（月）さそり座０７度。〈深海潜水夫〉潜在意識にフォーカスすると、見え方が変わります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月３０日（火）さそり座０８度。〈湖面を横ぎって輝く月〉時には、無心になってみるのも、良いものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月３１日（水）さそり座０９度〈歯科の仕事〉物事を根本的に変えたい時には、本気で取り組んでみてください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１１月０１日（木）さそり座１０度〈親睦夕食会〉ソウルメイトたちとの宴は、生きる活力の源になります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１１月０２日（金）さそり座１１度〈救助される溺れた男〉ぎりぎりのところで、助けられることだってあります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１１月０３日（土・祝）さそり座１２度〈大使館の舞踏会〉シンデレラみたいに、すごい所に行けるチャンスが訪れることもあります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１１月０４日（日）さそり座１３度〈実験をしている発明家〉つながりには、新しい"すばらしさ"を生み出す可能性があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 kindle版の『色彩サビアン占星術１２星座』は《こちら》です。３６０個のサビアンシンボルの解説文と、そのサビアンシンボルをひとつの色彩に置きかえたぬり絵で構成されています。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆ アトリエえんどうまめのＨＰは、《こちら》です。それでは今週も、どうぞすてきな一週間を、おすごし下さい。

2018.10.28
使用するタロットデッキと、ぬり絵につきまして。

２０１９年０１月から始まる『タロット総合講座』で使うタロットデッキと、ぬり絵について、ご説明します。タロットデッキ現在手に入るタロットデッキは、さまざまなものがありますが、タロット総合講座では、基本的にどのような種類のものも使いいただくことができます。ご自身が慣れ親しんだものをお使いいただければと思います。ただ、タロットデッキの中には、さまざまな形態のものもあるのですが、こちらの講座では大アルカナ２２枚にフォーカスして、パスワークをしたりお絵描きをしたりしますので、次の７８枚の形態のものにしぼらせていただきたいと思います。・大アルカナ　２２枚。・小アルカナ　コートカード　１６枚。　　　　　　　スートカード　４０枚。・合計　７８枚。こちらの形態のもののほとんどは、マルセイユ版といわれているような古典版＋そのバージョン。または、ライダーウエイト版＋そのバージョンになるかと思いますが、そのどちらでもお使いいただくことができます。ぬり絵につきまして。タロット総合講座では、参加された方に、タロットのぬり絵をお渡しします。これは、お持ち帰りいただいて、ご自宅でぬり絵をしていただく形になります。そして、必ずしなくてはならないという宿題ではなくて、ぬり絵をやってみたい人だけ、自由にやっていただく形になります。ぬり絵は、古典版の絵柄のもので、用紙のサイズはＡ４版です。なので、ぬり絵にピッタリの画材は色鉛筆になります。講座のあとに、ご自宅で講座内容を振り返りながら塗っていただくのも、より良いリアクションが期待できるのではないかと思われます。このように、古典版のぬり絵もセットしている理由は、多くの方が使われているライダーウエイト版系のタロットの、そのおおもとの根っこに、古典版のタロットがあるためです。１６世紀くらいにできたといわれている古典版の絵柄と、２０世紀にできたライダーウエイト版の絵柄の違いをしることも、タロットの理解を楽しく深める、ひとつの方法になると思われます。

2018.10.27
大アルカナ２２枚のお絵描きとアートリーディングにつきまして。

２０１９年０１月から始まる『タロット総合講座』の前半、大アルカナ２２枚のお絵描きとアートリーディングについて、ご説明します。まず、お絵描きをする前に、まず、パスワークをします。パスワークにつきましては、どうぞ《こちら》をご覧ください。そこで見えてきたものをもとに、絵を描きます。パスワークで見えたものは、言葉でメモをすることも同時にしますので、かならずしも見えてきたものだけにこだわらなくても、描きたいものを描きたいように描いていただいてだいじょうぶです。「絵を描くのは下手なので」とおっしゃられる方も、最初は実はとても多いのですが、思い切って始めてしまうと、「こんなに楽しいとは思わなかった。」とおっしゃられる方がほとんどですので、どうぞ安心してご参加ください。ここでのお絵描きは、上手下手とは全く関係のない絵です。子どものときに帰ったつもりで、のびのびと絵を描くことを楽しんでいただきたいと思います。絵は、クレヨンを使って四つ切サイズ（３９．２ｃｍ×５４．２ｃｍ）の大きさの画用紙に描きます。絵を描く時間は、だいたい1時間くらいの時間を予定しています。でも人によって、絵を描く速度はとても早い人もいれば、ゆっくりの人もいるので、描き終わったひとから、アートリーディングをして行きます。アートリーディングというのは、絵に描かれた位置情報・色情報などをもとに、その絵を読み解いて行くものです。生命の樹のセフィロトの配置なども、この位置情報の読み取りの基礎になっています。お申し込みの段階では、何となく気になったので、ということであったとしても、このお絵描きのワークが始まると、潜在意識の中からテーマが立ち上がって行きます。そのテーマというのは、その人ならではの独自のもので、そのときに向かい合うのがピッタリのものが出てきます。描いた絵のうしろには、その時のカードの名前や描いた日付を必ず書くようにしてください。最終回のときに、トータルリーディングで、それまでに描いた２２枚すべての絵を、おひとりずつ、いちどうに並べてみて行きます。ここで浮かび上がってくるものは、ふだんは目に見ることができない魂レベルでの動きで、それを一枚ずつずっと続き絵としてみて行くのは、描いた本人だけではなく、拝見させていただくまわりの人たちにとっても、至福のひと時となります。今季洋が今までやって来たタロットのお絵描き講座に関するブログは、カテゴリー分けした《こちら》にあります。ときどき、以前の参加者のかたが描かれた絵も出てきます。それをチェックしていて、２００７年に東京芸術劇場の展示室で開催した、タロットのお絵描き講座の展覧会の写真を見つけました。この時は、参加されている生徒さんが描かれた絵を、すべていちどうに並べ展示しました。お絵描き講座の雰囲気が伝わりやすいかな、と思うので、こちらにもアップしておきます。通信セッションの人の絵以外、みんな四つ切サイズの絵なのですが、会場がとても広いので、小さく見えますね。

2018.10.26
パスワークと生命の樹。

２０１９年０１月から始まる『タロット総合講座』で、パスワークと生命の樹をわかりやすく解説する文章を、内山可憐さんからいただきました。☆パスワークパスワークは、タロットの大アルカナ２２枚とより深くつながって、理解するための瞑想法、ワークとして古くから用いられてきました。タロットのお絵描きをはじめる前に、タロット１枚１枚に深く向き合うための静かな時間をつくります。パスワークのための誘導もさせていただきます。みなさんの持っているイマジネーション力がさらに豊かになり、思いがけない気づきや、頭で理解することを越え、タロットカードとお一人お一人のつながりが楽しく深まってゆくとおもいます。※ パスワークのバスとは、生命の樹の小径（パス）のことです。生命の樹生命の樹はユダヤ神秘主義「カバラ」の教えと密接なつながりのある、宇宙の叡智、法則をあらわしていると言われている図形です。１０の円形（セフィロト）と円形をつなぐ２２の小径（パス）であらわされるシンプルな図形とタロットの大アルカナ２２枚が対応しています。そして、占星術の惑星や身体にも対応しています。毎回の講座のテーマとなるタロット１枚ずつに対応している生命の樹のパートご説明と、占星術の惑星、身体の対応をお話させていただきます。大アルカナ２２枚を奥行きを持って理解したり、とらえて行けるような時間にしたいとおもいます。内山可憐( ツイッターはこちら → ☆ )

2018.10.26
タロット総合講座ご参加募集中。

※ 『タロット総合講座』は、新型コロナの影響を受けまして、会場を使った開催は中止しています。ただいまZoomを使ったリモート講座を、研究会のスタイルで継続しています。タロット総合講座を、開催しています。タロットとの関わりを一歩深めたり、高次の世界とのアクセスをいつも確かなものとするための、総合講座です。この講座では、自分自身や人生を大局的に見る視点が養われます。そして、リーディングの幅が広がり、直観力が高められます。一面からだけでなく多角的なタロット理解が深まって行きます。こちらの講座では、【前半】パスワークをしてそれを絵に描きます。そして、生命の樹との結びつきを学びます。１．パスワークと生命の樹　⇒ 《こちら》をご覧ください。２．大アルカナ２２枚のお絵描きとアートリーディング　⇒ 《こちら》をご覧ください。３．生命の樹カラーカウンセリング　⇒　《こちら》をご覧ください。また講座の【後半】、実際にタロットカードを使った実占練習を通して、リーディングのスキルアップもして行きます。最初は大アルカナ２２枚を使ったものから入って、段階的に小アルカナも取り入れ、最終的に７８枚フルデッキが使えるようになります。４．タロットを使った実践リーディング　⇒ 《こちら》をご覧ください。５．タロットのぬり絵　⇒ 《こちら》をご覧ください。このようなプロセスを経て行くことで、タロットと自分との特別な回路がつくられて、タロット理解が、より自身のものとなって行きます。すでにプロとして活動されている方ももちろん、タロットに触れ始めたばかりの方でも、月に一回ずつのゆっくりとしたペースでじっくり進めて行きますので、どうぞ安心してご参加ください。【開催日】２０１９年１月１２日（土）より。　　　　　毎月第二土曜日に、月一回ずつの開催で、２０２０年１１月に終了予定です。　　　　　くわしい予定はどうぞ《こちら》をご覧ください。＊お申込みの際に、詳しい生年月日(生年月日、生まれた時間、生まれた場所)をお知らせください。生命の樹カラーカウンセリングで使います。＊準備のお時間をいただきますため、講座開催日より２日前までにお申込みいただけますようお願いいたします。(例:２月９日（土）開催日 → ２月７日（木）がお申込み締め切り日となります。)【時間】１３時から１７時　　　　（途中休憩あります。）【場所】豊島区内のワークショップができる公共施設　　　　（ご参加の方にくわしい場所をお伝えします。）【一回ずつの参加費】９千円。　　　　　　　（毎回、会場でのお支払いになります。）【ご準備いただくもの】・フルデッキ７８枚のタロットカード　⇒ 《こちら》をご覧ください。・２４色以上のクレヨン・筆記用具【定員】４名さま。【主催】神話研究会　　　　小山永珠　　　　内山可憐　　　　今季洋　　　　※ ↑ 名前をクリックしていただくと、ツイッターにとびます。【補講について】くわしいことは、どうぞ　⇒ 《こちら》をご覧ください。【お申し込み先】《こちら》の、今季洋のメールアドレス、または、上記講師のほうに直接お申し込みください。＊お申込みの際に、詳しい生年月日(生年月日、生まれた時間、生まれた場所)をお知らせください。生命の樹カラーカウンセリングで使います。＊準備のお時間をいただきますため、講座開催日より２日前までにお申込みいただけますようお願いいたします。(例:２月９日（土）開催日 → ２月７日（木）がお申込み締め切り日となります。)『タロットアートセラピー』は、古典版タロットの大アルカナ22枚をぬり絵にした電子図書です。それぞれのカードからどのようなエネルギーのサポートが得られるのかが、初めてタロットに触れる人にもわかりやすいように、書いてあります。

2018.10.24
タロット実践リーディング

２０１９年０１月から始まる『タロット総合講座』で、タロット実践リーディングを担当する小山永珠さんから、そのくわしい内容とメッセージの文章をいただきました。☆タロット総合講座では、タロットにより親しんでいただけるよう、後半にタロットリーディング実践時間を設けました。この時間では少しずつでもタロットに触れることで、タロットとより親しむこと、それによってリーディングの幅を広げ深みを増していくことを目標にしています。参加者の皆さまとご一緒に、講師３名全員でリーディングを行いますので、いろいろなリーディングに触れることができます。それにより解釈の幅が広がるとともに理解が深まりタロットにより親しみを持っていただけるようになるかと思います。また知らず知らず染み付いたご自分のリーディングの「癖」にも気付くことができると思います。リーディングは中長期的な年間リーディングを始め、様々なリーディングを行っていく予定です。参加者の皆さまのリクエストによるお題なども取り上げていこうと思っています。実践的で活気溢れる楽しい時間になることでしょう。リーディング後は期間をおいて実際に結果をフィードバックする時間も設けますので、より実践的なリーディングを身につけていけることが期待できます。このような小さなことの繰り返しが血となり肉となっていくのだと思います。是非ご一緒にタロットリーディングを楽しみましょう！小山永珠( ツイッターはこちら → ☆ )

2018.10.24
タロット総合講座の予定表。

２０１９年０１月から始まる『タロット総合講座』の予定表です。第０１回　２０１９年０１月１２日（土）　　０．愚者第０２回　　　　　　０２月０９日（土）　　１．魔術師第０３回　　　　　　０３月０９日（土）　　２．女教皇第０４回　　　　　　０４月１３日（土）　　３．女帝第０５回　　　　　　０５月１１日（土）　　４．皇帝第０６回　　　　　　０６月０８日（土）　　５．法皇第０７回　　　　　　０７月１３日（土）　　６．恋人たち第０８回　　　　　　０８月１０日（土）　　７．戦車第０９回　　　　　　０９月０７日（土）　　８．力　第１０回　　　　　　１０月２１日（月）　　９．隠者第１１回　　　　　　１１月０９日（土）　１０．運命の輪第１２回　　　　　　１２月１４日（土）　１１．裁判の女神第１３回　２０２０年０１月１７日（土）　１２．吊られた男第１４回　　　　　　０２月０８日（土）　１３．死神＊０３月１４日開催予定の講座は、コロナウイルス対策のため会場が休館になり、開催日時が振替になっています。このあと順次日程変更になって行く予定です。詳しいことは、どうぞメール等にてお問い合わせください。第１５回　　　　　　０３月１４日（土）　１４．節制第１６回　　　　　　０４月１１日（土）　１５．悪魔第１７回　　　　　　０５月０９日（土）　１６．タワー第１８回　　　　　　０６月１３日（土）　１７．星第１９回　　　　　　０７月１１日（土）　１８．月第２０回　　　　　　０８月０８日（土）　１９．太陽第２１回　　　　　　０９月１２日（土）　２０．審判第２２回　　　　　　１０月１０日（土）　２１．世界第２３回　　　　　　１１月１４日（土）　トータルリーディング※ 全日程を終了した講座受講者には、終了証をお渡しします。

2018.10.24
愛のかたち　第１７回〈救世〉

レオナルドダヴィンチ（およびその工房の人々）によるキリストの肖像、『サルバトールムンディ』です。サルバトールは「救う者」、ムンディは「世界」という意味とのこと。なので、サルバトールムンディは、「世界を救うもの」という意味だそうです。この絵は、2017年にニューヨークで行われたオークションで、美術作品として史上最高価格となる、およそ508億円で落札されたことでも話題ともなりました。ダヴィンチの死後500年が経とうとしている中で再発見されたこの絵は、なぜ、これほど長い間人々の目に触れられることがなかったのか？また、この絵画が本物のダ・ヴィンチ作品だとすれば、新たに何がわかり、何の根拠でダ・ヴィンチの真筆とされたのか？このあたりのことを取り上げた《テレビ番組》もあり、とても興味深い内容になっています。ダヴィンチのようなデリケートで、突き抜けていて、けっして他のものが真似できない絵は、そうだからこそ、最後に誰が手を入れたのかによって、全く違うものになって行ってしまうのですね。こちらの番組サイトでは、修復の際に、後世の加筆をすべて落とした状態がどのようなものなのか、その映像も出ています。わたし個人的には、この絵は、現在、最終的に、ダヴィンチと、アメリカ人女性の修復家との合作になっていると感じます。それは、やむを得ないことだと思いますが。そして、望みうる最高の修復がなされたのだと思うのですが。でも、もし、この絵がもっとダヴィンチのオリジナルな状態で残っていたとしたら、描いている本人が絵の中の想像上の人物の中からは染み出るものだから、もっと素直じゃあないようすや、複雑さや、誰にも決して追い付けない謎な部分や、頭がすっごく良い感じや、それでいてあんがいしっかりした感じや、やっぱり男っぽい感じが、もっと織り込まれていたように思えています。右手は、意思を表します。この右手の形（指のポーズ）は、キリスト教における祝福を表しています。左手は、受け取るものをあらわします。左手には、大きな水晶珠が描かれていますが、球体が世界を象徴すると当時に、その透明さが、澄んだ心や浄化力を象徴しています。そしてまた、この画面全体に漂っている神秘性をも、さらに強めてもいると思います。この描かれたキリストが身にまとっている衣服のデザインにも、深い象徴性を見いだすことができます。ここではキリストは、胸の前で、ヘリ飾りが大きなＸを表している服を着ています。Ｘは、「バツ」でもあり、「かける」のマークでもあるわけです。子どもの絵の心理分析を手掛けた浅利篤氏とそのグループの人々の本によると、「バツ」は「死」を意味するとして、それが典型的に表れている例として、第二次世界大戦の学徒出陣の写真があげてありました。たくさんの男子学生の胸のところには、「白たすき」がバツを描いていました。ここでは、このキリストの衣服のデザインのバツは、十字架にかけられて死んだキリストの生涯を、暗示していることになります。十字架の＋は、「縦の意味するもの」と「横の意味するもの」の統合をあらわします。縦とはつまり、天と地のつながりを、横とは、地上での広がりを象徴しています。ご存知のように、キリストは十字架にかけられて亡くなるわけですが、斎場に向かうキリストは、自らの十字架を背負って歩いたとされていて、そのとき、十字架の＋は、担がれることによって×の形になりました。このように、×には「死」という意味合いが含まれていますが、もっと広い意味合いにおいては、つまり、キャンセルやリセットの意味合いを持っていることになります。そしてまた、×という象徴図形は、「バツ」だけでなくて「かける」という意味合いでも使われている形です。この「かける」においては、物事と物事が関わることで、そのありようが倍増して激変することがあらわされているシンボルです。救世主としてのキリストの教えも、人が生きるということの意味合いが、激変して倍増して行く（現実世界のみならず、別次元にもつながる）ようなものであるのだろうと思います。「バツ」という意味合いにおいても「かける」という意味合いにおいても、キリストという存在は「×」という象徴図形と密接な関わりのあるものであることに気が付かされる、そんな絵だと思いました。そして、キリストこそは、救世（人類・わたしたち）に全身全霊の愛を注いだ存在であるのだと、あらためて気付かせられました。☆アトリエえんどうまめのＨＰは、《こちら》です。

2018.10.23
今週の占星術メッセージをお届けします。１０／２１～

おはようございます。サビアン占星術を使った一週間のメッセージをお届けします。この週は、１０月２５日（木）の深夜０１時４６分に満月です。満月の月はおうし座０２度。サビアンシンボルは「電気的な嵐」。昔の日本では、雷は稲妻（いなづま）ともよばれ、稲の豊作 ⇒ 「豊かさ」 ⇒ 「安心」と深い関わりがあると信じられてきました。満月の太陽はさそり座０２度。サビアンシンボルは「割れたビンとこぼれた香水」。魂レベルの深い情動が刺激され、心の奥底にある「物語り」が動き始めます。おうし座もさそり座も所有に関するサインといわれています。おうし座は物や豊かさを所有するサイン。地球上にあるものを、五感を通して自分のものとしてゆきます。さそり座は情動や関係性を所有するサイン。絆（きずな）の結びつきを作って、それに伴う「おはなし」を自分のものとしてゆきます。満月は願望が実現するときなのですが、特にこの牡牛座の月の満月では、長い間欲しいと思っていた物を、ついに手にできる人も多いのではないでしょうか。また、あらためて、充分に豊かさに恵まれていることに気が付き、ほっとする人も多いと思います。与えられたギフトを、「ありがとう」と、よろこびとともに感謝して受け取ることは、さらなる心の豊かさを引き寄せるのだと思います。また満月の直後は、手放しのチャンス。知らず知らずのうちに染まっていた「構図」や「しくみ」に気が付いて、その一部をちょっと手直ししたり、手放したりするだけでも、驚くほど現実は変化して行きます。自分のベースで、また自分に合った方法で、少しずつ変化を取り入れて行くので良いのだと思います。どうぞより良い星の時間をお過ごしくださいね。それでは、サビアン占星術より、今週のメッセージをお届けします。１０月２１日（日）天秤座２９度。〈互いの知識の範囲に橋をかける方法を模索する人類〉橋渡しができることで、人類の知識のネットワークが、時空を超えて繋がってゆきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月２２日（月）天秤座３０度。〈哲学者の頭にある三つの知識のこぶ〉知性による人間理解は完了を迎えました。さぁ、次に進みましょう。１０月２３日（火) 蠍座０１度。〈観光バス〉絆による結びつきが、ここから始まります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月２４日（水）蠍座０２度。〈割れたビンとこぼれた香水〉深い情動が刺激され、心の映写機が回り始めました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月２５日（木）蠍座０３度。〈棟上げ式〉連帯感が深まります。みんなと一緒に、何かを作り上げてみましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月２６日（金）蠍座０４度。〈火のともったろうそくを運ぶ若者〉キャンドルナイトを過ごしてみましょう。一体感が強まります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月２７日（土）蠍座０５度。〈大きな岩場の海岸〉不動に見える巨岩さえもが、長い年月の間には変化して行くことに、気がつきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月２８日（日）蠍座０６度。〈ゴールドラッシュ〉求めるものがハッキリして欲が強まることで、集中力が高まります。　　　　　　　　　　kindle版の『色彩サビアン占星術１２星座』は《こちら》です。３６０個のサビアンシンボルの解説文と、そのサビアンシンボルをひとつの色彩に置きかえたぬり絵で構成されています。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆ アトリエえんどうまめのＨＰは、《こちら》です。それでは今週も、どうぞすてきな一週間を、おすごし下さい。

2018.10.21
今週の占星術メッセージをお届けします。１０／１４～

おはようございます。いつもは占星術のお話を書いていますが、今回は、もうひとつ大きな世界へ目を向けてみたいと思います。それは銀河です。占星術では、太陽系の１０個の天体を使っています。つまり、恒星である太陽と、その周りをぐるぐる回っている水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星、それと地球の周りをまわっている月の１０天体のことです。この私たちの「太陽系」は、もう一つ大きな秩序として、銀河に属していると言われてます。その銀河の名前は「天の川銀河」です。そして、私たちの太陽系は、この天の川銀河の中心、つまりギャラクティック・センター（ここにはブラックホールがあるともいわれているそうです。）の周りを、一周２億２６００万年かけて回っているのだそうです。つまり、太陽系は銀河系の中を、常に高速移動しているわけなのですが、銀河系レベルでは、太陽系が同じ場所に戻ってくるまで、２億２６００万年かかるということになります。この銀河系の中心の周りを高速回転している宇宙エネルギーは、私たち地球に生きるものたちにとっては、壮大過ぎて、限りなくゼロ・エネルギーに近いですね。つまり、このエネルギーは、すばらしいリセット力を持っていると思います。銀河レベルからは、いつもいつも未知なる新しいエネルギーが、私たちのもとにまで、流入していることになります。この銀河系の宇宙エネルギーは、フォーカスさえすれば、瞬時に私たちの日常にまで降りてきてくれることに気がつきます。どうぞ、宇宙に思いを寄せて、すてきな星の時間をお過ごしください。それでは、サビアン占星術より、今週のメッセージをお届けします。１０月１４日（日）天秤座２２度。〈噴水で鳥に水をやる子ども〉街の中にも、リラックスと癒しの場所を見つけることができます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月１５日（月）天秤座２３度。〈おんどり〉さぁ！新しい夜明けが、やって来ました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月１６日（火）天秤座２４度。〈蝶の左側にある三番目の羽〉魂レベルでの、深い動きが始まったようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月１７日（水）天秤座２５度。〈秋の葉の象徴が伝える情報〉葉っぱ一枚の中にも、最高の宇宙の波動は、織り込まれています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月１８日（木）天秤座２６度。〈互いに入れ替わる鷹と大きな白い鳩〉広く広がった世界から、深く結びつく世界へと、変化をして行きます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月１９日（金）天秤座２７度。〈頭上を飛んでいる飛行機〉ときには、飛行機から地上を見下ろすような視点に、立ってみましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月２０日（土）天秤座２８度。〈輝く影響の最中にいる男〉明るい別世界が、垣間見られる瞬間があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月２１日（日）天秤座２９度。〈互いの知識の範囲に橋をかける方法を模索する人類〉橋渡しができることで、人類の知識のネットワークが、時空を超えて繋がってゆきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　kindle版の『色彩サビアン占星術１２星座』は《こちら》です。３６０個のサビアンシンボルの解説文と、そのサビアンシンボルをひとつの色彩に置きかえたぬり絵で構成されています。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆ アトリエえんどうまめのＨＰは、《こちら》です。それでは今週も、どうぞすてきな一週間を、おすごし下さい。

2018.10.14
愛のかたち　第１６回。〈豊かな日常〉

オーギュストルノワールが１８９２年に描いた『ピアノに寄る少女たち』という題名の絵です。少女が二人、ピアノに向かっていますが、そのようすは真剣なものというよりも、リラックスして楽しんでいるように描かれています。少女たちは画面左側を向いています。画面左側というのは、９分割の惑星対応では、金星ー木星―海王星の位置、生命の樹では、ネツァクーケセドーコクマーの位置にあたります。受容したり、外に向かって開くことを表している位置です。たとえばもし、同じピアノを弾くとしても、「プロの演奏家を目指して集中して特訓をしています」というようなことであったとしたら、この絵とは逆の画面右側を向いた表現のほうが、それを表しやすいでしょうし、また、画面全体の色彩も違ったものになってくると思います。家の中にピアノがあるということ自体、その家の財力の豊かさを表していることになりますが、画面の中には、ほかにも、ピアノの上の花瓶や、背後に見える室内空間からも、生活の豊かさはとてもよく伝わってきます。ここに描かれているのは、家庭の中の日常の一コマなわけですが、そこは、豊かさや美しさ、そして居心地の良さに満ちています。ルノワールの絵というと、まず一番に浮かんで来るような、そんなエッセンスがたっぷりと含まれた絵画のひとつということができると思います。２０１８年の今となっては、絵画としてはある意味あたりまえの表現となっているわけですが、ルノワールの以前には、このような絵画を描くことは無かったわけなので、当時としては革新的絵画のひとつでもあったのだと思います。ルノワール以前の肖像がと比べると、古い肖像画の多くが静止している重厚感を持っているのに対して、この絵には、動きや躍動感にあふれていることにも気がつきます。それをつくり出しているのは、この二人の少女の柔らかい腕と手の表現と配置であることにも気がつきます。ちなみに、このルノワールの絵画にみられる動きの表現が可能になった背景には、油絵の具の向上や、それに伴う絵画技法の変化があったことは、とても大切なことだと思われます。絵画にとって、まるで縁の下の力持ちのような存在でもあるこれらの技術の改革は、同時並行的に、油絵の歴史までも大きく変えて行きました。☆アトリエえんどうまめのＨＰは、《こちら》です。

2018.10.13
今週の占星術メッセージをお届けします。１０／０７～

おはようございます。この週は、１０月０９日（火）お昼の１２時４８分に、天秤座１６度で新月です。この新月につきましては、どうぞ先週の《こちら》のブログをご覧ください。一年間さそり座滞在していた木星が、もうすぐ、いて座にサイン移動します。正確な日時は、１１月０８日（木）の２１時３９分です。木星は、古くは幸運を運んで来る「吉星」とされ、その訪れを待ち望まれるものでしたが、現代の占星術では、良いことでも悪いことでも、なんでも増やす拡大天体という位置づけになっています。いて座は、おおらかでテンション高く、変化を求めてスピーディーに行動することが好きなサイン。太っ腹で豪快な火の気質で、海外といわず宇宙にまで飛び出して行ってしまうくらいの、行動力を持っています。また、いて座は、抽象的なものや哲学的な思考も得意なサインなので、射手座木星の年は、本から、より良いサポートが得られます。一般的な本もそうですが、スピリチュアルな内容の本も、その対象となります。たとえ、追いかけているものは、地に足が付いていないはるかな理想であるとしても、そのことによって、未来の扉は開きます。「人間が思い描けたことは、いつか現実にすることができる。」これは、射手座の木星にピッタリな言葉だといえるでしょう。すぐには結果を伴わないとしても、それはそれで良しとして、理想を思い描いてみること。大人になると、あんがい、これが苦手となるものですが、そのことによって、より良い未来がぐんぐん広がって行きます。木星は射手座に、およそ一年一か月滞在ののち、来年２０１９年の１２月に次の山羊座に移動します。どうぞすてきな星の時間をお過ごしください。それでは、サビアン占星術より、今週のメッセージをお届けします。１０月０７日（日）天秤座１５度。〈環状の道〉日々の暮らしの繰り返しの中で、積み重ねられて行くものもあります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月０８日（月・祝）天秤座１６度。〈流されてしまった船着き場〉相手とのちょうど良い接点を、もう一度、見直してみましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月０９日（火）天秤座１７度。〈引退した船長〉立ち止まり振り返ることが、新たな希望に繋ることもあります。１０月１０日（水）天秤座１８度。〈逮捕されたふたりの男〉相棒と一緒に、あなたは、何をしますか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月１１日（木）天秤座１９度。〈隠れている泥棒集団〉まだ評価されていないマイナーなものにも、魅力があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月１２日（金）天秤座２０度。〈ユダヤ人のラビ〉日々の祈りや浄化は、安らぎを与えてくれます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月１３日（土）天秤座２１度。〈海岸の群衆〉癒されてパワーチャージできる海辺には、多くの人々が集います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１０月１４日（日）天秤座２２度。〈噴水で鳥に水をやる子ども〉街の中にも、リラックスと癒しの場所を見つけることができます。　　　　　　　　　　kindle版の『色彩サビアン占星術１２星座』は《こちら》です。３６０個のサビアンシンボルの解説文と、そのサビアンシンボルをひとつの色彩に置きかえたぬり絵で構成されています。☆ 今季洋の占い鑑定・占いレッスンは、どうぞ《こちら》をご覧ください。☆ アトリエえんどうまめのＨＰは、《こちら》です。それでは今週も、どうぞすてきな一週間を、おすごし下さい。

2018.10.07
愛のかたち　第１５回。〈王と愛人たち〉

これは『チャールズ二世の肖像』です。チャールズ二世は、１６３０年生まれの、イングランド・スコットランド・アイルランドの国王となった人物。この絵が描かれた時は、１６６０年から１６６５年のあいだで、描いたのは、ジョンマイケルライトおよびその工房の人々です。このチャールズ二世のことをいろいろ調べていたら、めちゃくちゃ愛人が多い王さまであったことがわかって、へぇーと思いました。そのあたりのことを調べてみると、ドタバタドタバタといろいろな展開が繰り広げていて、元気だな～とか自由だなぁ～とか、そんな印象を持ったのですが、このあたりの雰囲気は、あたかもギリシア神話で展開される恋愛劇を見るようで、脈々とヨーロッパに流れている、そういった恋愛の「元型」があるようにも思えました。その愛人たちの多くは、この絵とおなじように、写実的表現に、最高の姿が重ね合わされた肖像画として残されていて、その絵は、ネットを通じて簡単に見ることができます。チャールズ二世のネイタルの金星は牡牛座にあって、天秤座終わりの土星とさそり座初めの海王星の合とオポジション。魚座の木星とトライン。ため息が出るくらい美しい女性たちであったことは、確かなのでしょう。（最初の２枚は、王の愛人のひとり、バーバラパーマーを違う画家が描いたもの。あとの一枚は、同じく愛人のルイーズケルアイユの肖像画です。ちなみに、チャールズ二世には、本人が認めただけで１４人の愛人がいたのだとか。）これらの女性たちは「愛人」とされていますが、王には正式な妃もおり、また王の愛人たちの中には夫がいたり、また、王以外にも恋人がいたりしたそうです。ふうむ。。。と考えましたが、おおよそこれらの時代は日本に置きかえた時には、江戸時代。当時の日本でも、たとえば徳川家康とかにもたくさんのお妾さんがいたそうなので、時代背景的に、現代とはずいぶんと、いろいろな倫理観や「ねばならぬ」という概念が違っていたのだろうと思います。西洋絵画の歴史をたどると、このような肖像画がたくさん描かれた時代があって、そこではこの絵のように、絵画という二次元平面の中に、立体的な三次元の世界を再現するテクニックが確立していました。「写真のようにリアルに」ということもできますが、写真と違うのは、写真以上に肖像絵画のほうが、演出が可能であるところでしょう。これらのリアルな肖像画が描かれる前は、絵画のほとんどは宗教画でした。その宗教画の発展の中で、これらの三次元表現が確立されて行きました。あたかもこのチャールズ二世の時代は牡牛座に冥王星がある時代。リアルであることとか、物へのこだわりは、とても強いものがあったことでしょう。そういえば先日（あ）ちゃんたちとおしゃべりをしていた時に、「日本の江戸時代は、ひと冥王星サイクルだった。」という話題になりました。およそ、牡牛座冥王星から次の牡牛座冥王星の時代までのサイクルだったみたいです。チャールズ二世のような肖像画が描かれることも、このあとヨーロッパでは隆盛を極めますが、およそ２６０年後（つまり、その、ひと冥王星サイクル後）くらいになると、カメラの発達とともに、印象派が出現せざるを得なかったように、絵画は大きな方向転換をして、肖像画が描かれることは激減して行くことになります。☆アトリエえんどうまめのＨＰは、《こちら》です。

2018.10.06

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