♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

2018/08/13(月)16:58

タロットの絵を描く。

アート リーディング(タロット)(128)

けさ、次の言葉を もう一度、再確認 したくなりました。 タロットのお絵描きの原点の テキストの中の文章です。 少し前にこのブログに アップしましたが 今日もまた アップします。 * 心理や感情の発達という点で、 何をすれば良いか、どこに歩けば良いか、 偏りのない地図が手に入るのである。 たとえば13<死神>のカードがある。 これは停滞とか、不景気とか、スランプを示すカードだ。 たいてい多くの場合、事業や生活、仕事などで 誰もが停滞することを恐れる。 人間は積極的に生きるべきで、勝つことが正しく、 盛り上がるのは良いことだという教育を受けている。 こうした場合、その反対のネガティブな落ち込みや、 スランプというものをどこか悪いことのように思うだろう。 しかしこの死神のカードが示すような、 暗い夜の体験を通過すると、 自身の中で、よその誰かに依存し、 望むとおりに人がしてくれるという期待感を捨てて、 自分のほうから積極的に価値を見出すという 発想の転換が起きる。 この味をしめてしまうと、 「落ち込みの後にはかならず積極的で 能動的な状況を引き寄せることができる」という自信が生まれ、 世の中や人生の否定面に対して 恐れを持たないように生きることができるのだ。 死神とは他と同じく公平な評価をされるべき 二十二種類の心理ワードのうちのひとつで、 それをむやみに忌むべきではないという 平均的な思想が身につけば、 その人の中で常に状況を打開する力が身につく。 この例でもわかるように、月のクレーターのように、 これは悪い、これは良いという価値観のでこぼこ感が、 タロットカードになじむことで平均化され、 安定した理解力や包容力を身につけることができるのは、 タロットカードの非常に大きな利点である。 現代に住むわたしたちが、 まだこのタロットカードの示す水準に 達していないということは 事実だろう。 ある体験を過剰に評価し、 違う別の体験を直視することを避けたりすることは、 二十二のボキャブラリを まだすべての面では使えないことをあらわしているので、 実人生の中で ことあるごとに同じ影に遭遇するはめになる。 タロットはその解決の糸口を与える。 タロットカードを占い用に使うというよりも、 これを心のありかたの辞書のように 考えてみるのが良いのではあるまいか。 『数の原理で読む タロットカード』 松村潔著 星和書店 より

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