テーマ:占星術(788)
カテゴリ:占星術に関すること。
この秋
トランシットの土星が サインを移動します。 10月30日(金)に 天秤座に入ります。 そのあと土星は 2010年1月中旬に 天秤座5度で逆行し 4月上旬には ふたたび乙女座に戻り 逆行を続けます。 そして5月の末日に 乙女座28度で 再び順行になり 7月下旬に 再び天秤座に 入ります。 そのあと土星は 2011年1月に 天秤座18度で 逆行に入りますが この年の6月に 順行に戻る度数が 天秤座11度なので もう乙女座に戻ることは ありません。 そして 次のサイン蠍座に入るのは 2012年10月上旬ですので およそ3年間くらい トランシットの土星は 天秤座に滞在することになります。 トランシットの土星は 定期メンテナンスの星。 それが天秤座に入るということは 対人関係が定期メンテナンスされる時期が やって来ると考えられます。 ただし 具体的にどのような出方をするかは 個人の出生チャートの 天秤座のサインが位置するハウスや 天秤座のサインの天体の配置も 考慮しなくてはなりません。 ☆ 過去を振り返ってみると 土星が乙女座に入ったのは およそ2年前の 2007年の9月上旬。 土星が乙女座に入宮してすぐに 食品関係の不正や 添加物問題などが 社会現象化した 記憶があります。 この二年間の間に テレビではずい分と 生でリアルな 外科手術を取り上げた番組も 増えました。 国民年金の見直しなども 国民ひとりひとりの 個体の維持に関わること という見地からは 乙女座の土星の影響の表れと 言えるかも知れません。 ☆ 土星という天体は どのようなものであるかを 考える時に 私はよく 『ギリシア神話』の 「ダイダロスとイカロス」のお話を 思い出します。 先日の物語りタロットの日は 「桃」というシンクロが これでもかこれでもかというくらい 噴出していた一日でもあって これからは 「物語タロ講座」では無くて 「桃タロ講座」と呼びましょう という意見が出たくらいなのですが この日のもうひとつの大切なテーマが 太陽と土星ということでもあったので 講座の中でこの 「ダイダロスとイカロス」のお話を 取り上げさせていただきました。 改めて読み直して気が付いたことは このお話の中には ダイダロスの悪事ということも 書かれていて 土星が持つ ネガティブな要素に 改めて気付かされたりもしました。 それをひと言で言うと 「新しい事や物を 受け付けられなくなり 守りにはいる」と いうことかと思いますが 土星には土星の良さも たくさんあるので このお話から 土星エネルギーを 上手に取り込んでみるのも おもしろいのではないかと 思ったりもします。 そのキーワードは 「上がりすぎも 下がりすぎもしない」という ダイダロスの飛行の仕方に あるようにも思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.02.08 10:54:02
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