カテゴリ:タロット・メッセージ。
【ソードの2】
写真は『Tarots of Marseille』イタリアのロスカラベオ社のものです。このカードの日本輸入代理店・販売元は、ニチユー株式会社です。電話/03-3843-6431(代表)http://www.nichiyu.net 今日は、ひっくり返した空っぽの段ボールの上で、このパソコン入力をしています。今回の【金タロ】のアップは、いつもと違って、数日前に先にカードを引いておいて、今日までの間に見つけた、そのカード関連の事象をお話しする、という方法をとることになりました。 ソードは絵柄では「剣」が用いられていますが、「剣」を持つ人たち、それは時代と場所によって、さまざまな呼び方があるわけだけど、たとえば日本では「武士」といわれる人たちが、平安末期から台頭してきた歴史があります。 武士たちは、戦をするわけだけど、その時にただ闘うわけではなくて、戦をする時には、何らかの理想理念のもとに闘うことを考えると、「剣」という絵柄と、ソードが持っている意味合いとが、よりわかるような感じがしました。 「剣」を持つということと、「理想・理念」を持つということは、不可分のことだったに違いないと、もはや「剣」を持たない時代に生きる私としては、あらためてそんなことを、思ったりもしました。 それで、この「ソードの2」ですが、二つに割れた時に、敵か味方かというような対極の関係性になって、その関係性自体が、相手との力関係によって、互角の緊張状態を保ったり、一方が優位になると、他方が劣勢になるということの、繰り返しを意味したりすると、いわれているわけですが、とても興味深いことを、テレビでなのですが、知りました。 それは、日本の中の「平家」と「源氏」の関係です。平清盛が平家の隆盛を生きた人であるわけですが、そのあと力を握ったのは源頼朝で、鎌倉幕府を開いたわけです。 おもしろいなと思ったのが、そのあとです。源頼朝の死後実権をにぎった北条氏は平家の家系で、そのあと覇者となった織田信長は源氏の流れ。そのあとの豊臣秀吉は平家の流れ。徳川家康は源氏の流れ、なのだそうです。 武士が力を握っていた時代、平家と源氏は、まるでソードの2のような関係性を持ち続けていたのですね。 そして、今週私は、今まで知らなかったのだけど、レンタル・シュレッダーなる存在があることを知り、さっそく借り受けました。それで機密文書(笑)をバンバン、シュレッダーにかけているのだけど、これは保存すべきかそれとも破棄すべきか、という状態も、ソードの2だなと思いました。 思い切りが付くと、それはソードの3に変化して、文書はこなごなに切り刻まれて行きます。 《「金曜日のタロット」のアップの仕方について》は、どうぞ〈こちら〉をごらんください。 《「金曜日のタロットお絵描き講座」の参加者募集中です。》 くわしいことは、どうぞ〈こちら〉をご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.08.17 19:44:41
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