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♪アトリエえんどうまめ 今季洋の日記。

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2012.01.20
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【ソードの2】

Image033.jpg


写真は『Tarots of Marseille』イタリアのロスカラベオ社のものです。このカードの日本輸入代理店・販売元は、ニチユー株式会社です。電話/03-3843-6431(代表)http://www.nichiyu.net



今日は、ひっくり返した空っぽの段ボールの上で、このパソコン入力をしています。今回の【金タロ】のアップは、いつもと違って、数日前に先にカードを引いておいて、今日までの間に見つけた、そのカード関連の事象をお話しする、という方法をとることになりました。

ソードは絵柄では「剣」が用いられていますが、「剣」を持つ人たち、それは時代と場所によって、さまざまな呼び方があるわけだけど、たとえば日本では「武士」といわれる人たちが、平安末期から台頭してきた歴史があります。

武士たちは、戦をするわけだけど、その時にただ闘うわけではなくて、戦をする時には、何らかの理想理念のもとに闘うことを考えると、「剣」という絵柄と、ソードが持っている意味合いとが、よりわかるような感じがしました。

「剣」を持つということと、「理想・理念」を持つということは、不可分のことだったに違いないと、もはや「剣」を持たない時代に生きる私としては、あらためてそんなことを、思ったりもしました。

それで、この「ソードの2」ですが、二つに割れた時に、敵か味方かというような対極の関係性になって、その関係性自体が、相手との力関係によって、互角の緊張状態を保ったり、一方が優位になると、他方が劣勢になるということの、繰り返しを意味したりすると、いわれているわけですが、とても興味深いことを、テレビでなのですが、知りました。

それは、日本の中の「平家」と「源氏」の関係です。平清盛が平家の隆盛を生きた人であるわけですが、そのあと力を握ったのは源頼朝で、鎌倉幕府を開いたわけです。

おもしろいなと思ったのが、そのあとです。源頼朝の死後実権をにぎった北条氏は平家の家系で、そのあと覇者となった織田信長は源氏の流れ。そのあとの豊臣秀吉は平家の流れ。徳川家康は源氏の流れ、なのだそうです。

武士が力を握っていた時代、平家と源氏は、まるでソードの2のような関係性を持ち続けていたのですね。

そして、今週私は、今まで知らなかったのだけど、レンタル・シュレッダーなる存在があることを知り、さっそく借り受けました。それで機密文書(笑)をバンバン、シュレッダーにかけているのだけど、これは保存すべきかそれとも破棄すべきか、という状態も、ソードの2だなと思いました。

思い切りが付くと、それはソードの3に変化して、文書はこなごなに切り刻まれて行きます。



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Last updated  2018.08.17 19:44:41


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